自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

ブログ/2013-02-15

Top / ブログ / 2013-02-15

日本最強のオオサンショウウオ調査チーム

画像の説明

ヌシです。
かやネズミさんが書いてくれたように、このたび、いつもの渕でオオサンショウウオの赤ちゃんは64匹、その下流で18匹確認(捕獲・計測・放流)できたが、上流150mのところの3匹の赤ちゃんは、明らかに、成長の度合いが違う。後ろ足の小指(後肢の第5指)がまだ形成されていない。いままでの調査で見つけられなかった産卵巣穴が、どこかにあるのだろう。それはどこなのか?そのヌシは?関わった♂や♀は?と疑問が湧いてきて、まだまだ数少ない調査資料をにらめっこして推測しています。(上の写真)

実際、川の中での調査はまだ1年半しかたっていないので、初めて経験する事ばかり。
今は日中の赤ちゃん探しなので、夜間の成体調査とは使用する道具が違う。落ち葉を掬う網、盥、赤ちゃん用のバケツ、計測の道具や防寒用具を準備する。何をどれぐらい用意するか・・。「網や盥は小ぶりが良い」など、体験しなければ分からない。真冬の川の中を歩く、川さらいをしているようだ・・こんなことも初めて。軟弱なヌシの靴下はダブル。そこにホッカイロをベターと貼って胴長を履く。手は薄手のゴム手にホッカイロを握り、さらに厚手のゴム手と、他の方にくらべて重装備だ。にもかかわらず、2時間余りで、足や手の指先の感覚がなくなってくる。だんだん日差しが弱くなって、自慢じゃないが一番先にネをあげる。みんなは平気な顔をしている。

こんなことを数年経験すると、笑うかもしれないが、日本最強のオオサンショウウオ調査チームになるだろうと確信する。
2月17日予定の調査では、いつもの渕の赤ちゃんの数は200匹!と予測されています。アラ還も頑張ろう!

画像の説明



コメント

  • ハイ、この「最強チーム」はおそらく「世界一最年長チーム」?
    H氏(95歳)、T氏(90歳)とも毎回調査に参加されてます。

    アラ還なんてハナタレ小僧?! ヌシ殿、頑張りましょう。 -- かやネズミ 2013-02-16 (土) 07:32:19

認証コード(2004)

powered by Quick Homepage Maker 4.27
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional