ブログ/2013-05-08
枯れススキ
かやネズミです。
茅葺き屋根のお話です。茅という植物はありませんで、稲、麦、葦、ススキなどイネ科の草を屋根に使うと茅と呼ばれ、ススキは枯れ切ってから刈り取ります。(上写真)
昔から、稲で1年、麦で2年、ススキで30年と言われます。この度、豊栄のイベントで剥がした茅=ススキ(下写真、手前の束)は30年経過。それでも、しっかりしており新しい茅(下写真、後のボウトウ)に混ぜて全部再利用しました。100年経過した茅も珍しくありません。何とも驚くべき「枯れススキ」の耐用年数です。
♪♪「俺は河原の枯れススキ、同じお前も枯れススキ・・・」古過ぎますか?
コメント
- 一見苔むして使用できそうもないカヤでしたが、30年経過したものでも全部再利用ができたんですね。驚きです。100年も・・と言われれば、「茅」の実力に敬意を表し、ヌシの浅はかさが恥しいです。 -- ヌシです 2013-05-08 (水) 20:54:23
- 苔むしているのは先端だけで年々茅はチビて(縮小)行きますがの~。そこで人の技が必要でがんすの~。♪♪「同じお前も枯れススキ どうせ二人はこの世では
花の咲かない 枯れススキ」
枯れた男に魅力があると昔バーのママが・・・? -- かやネズミでがんす 2013-05-08 (水) 22:14:29