ブログ/2013-05-12
枯れススキ(続)
かやネズミです。
茅葺き屋根の続きです。30年経過した屋根の茅=ススキをヘイでいる写真です。※ヘグ=剥がす(方言)このように茅を引っ張り出しては縄で束ねながらヘイでいきます。葺替えはそれらを新しい茅の間に敷き詰めて再利用します。これから30年経つとしたら計60年屋根の上ということになります。工業製品などとても及ばない自然素材の耐久性です。枯れススキは大きな大きな仕事をしています。
♪♪死ぬも生きるも ねえお前 水の流れに 何変ろ・・・。船頭小唄でした。
コメント
- なるほど、納得です。人の手、人の技で大きな茅屋根が何百年?とリサイクルされながら続いてきたのですね。 -- ヌシです 2013-05-12 (日) 14:26:35