ブログ/2013-05-14
『比婆山のブナの開花』
ぼちぼち君です。
広島県庄原市西城町油木の県民の森の続きです。
4年に一度と言われたブナの開花がとても気になり、再度比婆山山系に出かけました。
家を午後3時過ぎに出発し、立烏帽子(たちえぼし)駐車場に到着したのは5時頃でした。林の中は少し薄暗くなりはじめていました。さっそく駐車場近くの北側ブナ林を探しましたが、標高が約1160mと高くブナの芽吹き始めと、高木で見え難いため開花の様子が掴めません。
気が付くと足元にミヤマカタバミ草の小群落が幾つもあり、白花と薄桃色の可憐な花が咲いていました。その他にもクロモジの薄黄緑色の小さな花、エンレイソウ等が咲いており、とても目を楽しませてくれました。
場所を変え南側の陽当りの良い場所で雄花を発見!
猫の手のような不思議な形です。しかし、雌花は見つかりません。更に下った所で雌花(小さな扁平状の毬栗先に僅かな赤紫の雌蕊)をやっと見つけました。雄花に比べて遥かに雌花の数はずいぶん少ない様です。家内と競争し、探して見つけた時は感動しました。
(やったー、あったでー、みっけた!)
ブナの花を撮影していると緑色と桃色の虫癭(ちゅうえい;虫こぶ)を見つけました。
ブナの花にすぐに会えると思ったのですが、ブナの木の高さは有に5m~20m以上あります。しかし、道路沿いに生えている枝の低い木を何本も探し、念願の花に出会えて、とても幸運でした。帰路についたのは6時半過ぎで辺りはかなり薄暗くなっていました。
コメント
- ブナ開花の実況中継は迫力満点。珍しいものを見せてもらいましたでー。 -- かやネズミでがんす。 2013-05-14 (火) 21:04:05
- 4年ぶりとか、オリンピックですね。
次回は4年後。
開花になかなか出会えるものではなさそうです。ありがとう。 -- ヌシです 2013-05-14 (火) 21:59:00