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ブログ/2013-06-25

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熊野筆

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写真-1

ミーアキャットです。
 広島県安芸郡熊野町の『筆の里工房』に,”天才画家の10代展”を見に行きました(6月13日)。モネ,ロートレック,ムンク,ビュフェ,ピカソ,岸田劉生,伊東深水,鏑木清方,平山郁夫画伯などの10代の作品を見て,持って生まれた才能が,幼いときからほとばしるように発揮されていることに驚きました。

 玄関を入ると,ユルキャラ『フデリン』が迎えてくれました(写真-2)。昔の高貴な人が使われていた筆をイメージしているそうです。”くまモン”が出場していない大会では,相当頑張って優勝をねらっていると聞きました。

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写真-2 『フデリン』が得意のポーズでお出迎え

フロアに巨大な筆が下がっていました。この大筆は,全体の長さ3.7m,重さ400㎏(毛は150㎏),毛の量はカナダ産の馬の尾200頭分だそうです(写真-3)。
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写真-3 大筆 

 あの”なでしこJAPAN”に贈られた化粧筆も飾ってありました(写真-4~5)。
写真-4 なでしこJAPANへの贈呈品・化粧筆.jpg
写真-4 化粧筆

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写真-5

 工房の一角で,80歳になられる伝統工芸士さんが筆を作っておられましたので,一時見学してお話を伺いました(写真-6~10)。
 筆はいろいろな動物の毛をミックスして,それぞれの毛が持つ特色を活かすのだそうです。 
あるとき,書家から,ねばりがあって,腰があって,水の含みがよくて,荒々しさがあって,筆を上げたときに穂先がきれいに揃う筆を作ってくれと注文があったそうです。その言葉を書いた紙を何日も眺めて思案し,やっと作って送ったものの,全部の希望が叶っていないと言われて何度も作り直してやっとOKをもらい,200本製作したと言われていました。腰があるというのは,ピーンと張った動物の髭のように,弾力性が強いことをいうようです。また,毛によっては,あの細い毛の中に空洞があり,これが水分の持ちをよくさせるらしいです。これらの毛の混ぜ方に難しさがあるようです。とても繊細な仕事で,なかなか苦労はあるが面白い仕事だと,しみじみ語られていました。
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写真-6 工房

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写真-7 80歳の伝統工芸士さん

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写真-8 逆毛・擦れ毛取り

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写真-9

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写真-10 いろいろな動物の毛をミックス

 なお,下の絵は全く関係ないのですが,最近咲いていた庭の紫陽花です。みなさんと違って,学名は私には分かりません。
紫陽花(2013.6.22).jpg



コメント

  • ミーアさんの投稿文・画像は大変よくわかりますが、真似ようとしてもなかなか・・。
    アジサイ・・ガクアジサイ? 学名はなお???です。 -- ヌシです 2013-06-25 (火) 21:47:42
  • ヌシさま,ガクアジサイ・・・覚えました。ありがとうございました。 -- ミーアキャットです。 2013-06-25 (火) 22:17:35

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