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ブログ/2013-07-15

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7/11広大地域連携事業の成果発表について思うこと

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ヌシです。
オオサンショウウオのそもそもの関わりは平成23年4月の野外観察会に始まる。これは自然研の“普通”の行事―渓谷の岩石観察、早春の花々の観察―で終わるはずであった。しかしその日、里山のどこにでもあるような橋「やよい橋」の上から、体長約70~80cmの1匹のオオサンショウウオを偶然目撃したことが、現在の研究会のオオサンショウウオ調査活動の起点となり、以来2年数か月経った今でも、特別な日である。

この平成23年度は予備調査と位置付け、有志とともに様子を見ながら試行錯誤の活動を始めた。もちろん調査の許可を受けてはいたが、あらゆることが初体験・・・・今からしてみれば懐かしく、当時の新鮮な感動もありありとよみがえる。平成24年度は日本オオサンショウウオの会会長の桑原一司先生の指導・助言のもと、広島大学地域連携事業として広島大学総合博物館のスタッフを中心とした若いメンバー、地元の東広島オオサンショウウオの会のメンバーは本格的な学術調査をスタートさせることができ、また市教育委員会も私達と歩調を合わせ、調査・啓蒙・広報活動など多方面で協働してきた。
そのありようは、まるで自動車の車輪のようにお互いが呼応し、積極的で大きな活動を展開することができ、その成果も岩国市錦町で開催された第9回日本オオサンショウウオの会で発表するなど、実に大きいものであったと自負している。こうして平成24年度事業(以下の活動の纏めを参照)を全員無事故で修了することができたことも何よりである。貴重な体験を積み上げさせてくれたと感謝しているし、結果、大きな自信とともに、今後の方向性への責任も感じる昨今である。これらの思いは関係者・参加者ともに共有しているものと思う。

研究会がまとめた資料を簡略に挙げておこう。
・平成24年度中のオオサンショウウオ関連の活動は計39回、426人(会員、参加者)
内訳
会議:10回89人、生息調査:16回212人、観察:9回54人、講演会:1回、説明会:1回、他:2回 *記念講演(総会)は会関連に含める。
生息調査の内:幼生調査(2013.1.28~3.24)は9回延129人

・オオサンショウウオの生息調査の結果として以下(実数)である。
成体は24匹(~H25.6.28現在)
(内16匹マイクロチップ挿入、ナチュラルマーキング確認8匹、)
幼生は195匹(3群 H25.3.11)

 閉会後、お世話をいただいた広大の先生のお一人から「まるで学術発表ですね」と私どもの報告に賛辞をいただいた。本年度この調査に関わった延426人とともに素直に受け止めたいと思う。



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