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ブログ/2013-09-01

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実行委員会立ち上げ

画像の説明
写真1

ヌシです。
 先日(8/29)、豊栄の「生息地を守る会」代表の高松さん宅で会議を行いました。(写真1)

主な議題は、来秋予定している日本オオサンショウウオの会東広島大会開催の実行委員会を立ち上げることでした。参加14名が長時間、有意義な討論をし、なんとか実行委員会の骨格部分ができあがりました。お陰様で、大きな一歩となったと感じています。まだ完全なものではないので、おいおいと肉付けしていきます。楽しいことを考えながら、今しかできない全国大会という一大イベントを楽しみながら、この一年間を過ごせればと考えています。

 会議終了後、桑原先生と清水さんは未確認だった産卵巣穴のヌシを捕獲・記録・放流しました。新規のオスでした。(全体写真)

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全体写真

 この子は前回確認の産卵巣穴を放棄し、やや下流に、砂・泥を掘り出して新巣穴を構えていました。全長55cmの小型個体ですが、頭部には大きなキズを負っています。両前肢の欠損も激しく、ほとんど指がありません。(部分写真)

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部分写真

 気性が荒い個体で小型ヌシとして頑張っているのだろうと桑原先生と推測しています。産卵調査では、シミズクンイヤとこの巣穴の動向を重点的に観察することになるかと思います。
 昨年は資料がなく、こうした面的な考察はできませんでした。今年は全く違います。この1年間の我々の体験やデータの蓄積が大きな力になっています。

 なお、ヌシは会議終了後、疲れたため帰宅しました。今日の画像は清水先生のものを拝借しています。



コメント

  • このような傷だらけの姿で生き抜いていることに,しかもヌシを勤めていることに,生き延びることの壮絶さを訴えているような気がします。驚きました。 -- ミーアキャットです。 2013-09-01 (日) 00:44:16
  • ミーアさん、オオサンショウウオも私達もみんな大なり小なり、その人なりの荷物(まさしく存在意義)を持って、生き延びてきた、生き続けていくと思うのですが。これからも一緒に行きましょう。 -- ヌシです 2013-09-01 (日) 01:12:02
  • 事務局より。
    この度の全国大会準備会において大会実行委員会の委員長に土岡健太、大会事務局長に上田進の両名が選出されました。主催は「日本オオサンショウウオの会・東広島大会実行委員会」となり、東広島市及び東広島市教育委員会の共催も確約されました。9月末を目標に組織造りを進めていくことになります。何かと会員の皆様にはご協力をお願いすることになると思いますが、よろしくお願いいたします。
    -- 事務局です 2013-09-01 (日) 07:21:19

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