ブログ/2013-09-11
東広島市の生き物便り④
のさんぽです。
今回は、今年見た面白い昆虫たち(なにぃ~、全然面白くないじゃないか、と思われた方ごめんなさい)をご紹介します。
ニホントビナナフシ(8月)上記写真
以前、灰ヶ峰の観察会で、山道わきの葉上にいとも簡単にいくつか見つかったので、普通にいる虫なのかな~と思っていたのですが、東広島市ではまったく見ることがなく、今年8月、初めて見ました。本人は葉っぱに紛れているつもりでしょう。かやネズミさんが載せられていたナナフシより体が短く、ナナフシのほうがほっそりしています。
ベニモンマキバサシガメ(8月)
カメムシ目のマキバサシガメ科に属します。あまり多くないようで、野山で見かけたのは初めてです(以前、ライトトラップ(夜間、灯りをともして昆虫を集める方法)に来たことがありました)。葉裏に潜んでとまっていました。
ギンシャチホコの幼虫(8月)
蛾のシャチホコガの仲間のギンシャチホコの幼虫です。コナラの小枝にとまっていましたが、カメラを向けると、顔を枝にぴったりつけ、かたまってしまいました。成虫はまだ見たことがありません。図鑑には、幼虫はコナラなどを食べるとあります。背中のトゲがインパクトあります。
謎の幼虫(7月)
7月下旬頃、クリの葉を食べていた、明らかに生き物なのです・・・。この子は何者でしょう。大きさは1cmもなく、横から見るとこんもりと山のように盛り上がっています。
キカマキリモドキ(6月)
カマキリモドキの仲間のキカマキリモドキです。カマキリに似ているけど、カマキリの仲間とはまったく違うアミメカゲロウ目カマキリモドキ科に属します。カマキリに比べると、顔つきがやっぱり気が弱そう・・かなぁ。カマ(もどき?)も弱そう・・・かなぁ。臆病で、すぐに逃げてしまいます。
コメント
- いやあぁぁ、おもしろいですねえ。
特に、ギンシャチホコの幼虫がいいですよ。
ぜひとも会いたいものです。
謎の幼虫も興味深いです、こんなのであったことがありません、生き物ですよね。 -- mag 2013-09-22 (日) 09:51:16 - 見知らぬ生き物、楽しいですよね~。やっぱりmagさんはわが同志(笑)
謎の幼虫は、カギバイラガというイラガの幼虫だろうということがわかりました。 -- のさんぽ 2013-09-22 (日) 11:58:06