ブログ/2013-09-18
東広島市の生き物便り⑤
のさんぽです。
甲虫のなかの「オトシブミ」の仲間を集めてみました。
オトシブミの仲間は中に卵を産みつけるのに、葉を巻いて「揺籃」をつくることで有名です。この揺籃がよく地上に落とされているので、まるで“落とし文”のようだとして例えられました。揺籃は巻く葉の種類や形が違うものも多く、揺籃を見て、これは○○オトシブミの落とし文だ!と分かるようになればいいのですが、なかなか分かりません。
アシナガオトシブミ
ネットなどで見ると、アシナガオトシブミは胸の部分がもっと赤いので、これはアシナガオトシブミではないのかもと思いましたが、こういう胸の色の個体もいるのでは…と思い、とりあえずアシナガオトシブミとしました。この子が今までで一番のお気に入りです。
エゴツルクビオトシブミ(オス(下)とメス(上))
下の首が長いほうがオスです。エゴノキの葉にいました。これから揺籃をつくるのでしょう・・・。
ゴマダラオトシブミ
オレンジ色にごまだら模様がかわいいオトシブミで、見ているだけで楽しくなります。肢だけがオレンジ色であとは黒い黒化型のものもいます。初夏から夏にかけて、野山のクリ、コナラなどの葉で見ます。
カシの葉に傷をつけて揺籃を作り始めるヒメクロオトシブミのメス
もっともよく見かけるオトシブミです。小さくて可愛らしい感じです。
コメント
- オトシブミもいろいろですね。
これから、注意してみます。 -- mag 2013-09-22 (日) 09:46:11 - magさん!見て下さったんですね。コメントをありがとうございますオトシブミは一生懸命葉を巻く姿が可愛いですよ! -- のさんぽ 2013-09-22 (日) 11:39:06