ブログ/2013-11-08
広島県の天然記念物・ベニマンサクの群生地
ミーアキャットです。
広島県廿日市市『おおの自然観察の森』には,ベニマンサクが群生しています。ベニマンサクは,中部・近畿・四国の一部と,この大野以外には見ることができない貴重な植物だそうで,広島県の天然記念物に指定されています(写真2)。
今回初めて見たのですが,そのカラフルな紅葉はとても美しいものでした。
葉はハート型をしており,色は,緑 → 少し紅が差す → 黄+紅 → 紅と変化して行くように思います(写真9~14)。
1本の枝でも,緑,黄,紅といろいろな色の葉が付いているという私にとってはハッとする現象に出会えました。ほんとにカラフルですね(写真15)。
枝の先には,紅色の小さな花が付いています(写真16)。
このように,一様に色づくのではなくて,1枚の葉でも,1本の木でも,あるいは1箇所の群落でも,いろいろな色彩が同時に見られるのが特徴のようで,これがコントラストの美しさを際立たせているように思います(写真17~19)。
特に逆光で透かして見ますと,とりわけ美しいですね(写真20)。
完全逆光でも,ハート型のリズミカルな形が,秋を楽しんでいるようです(写真21)。
秋ですね。ベニマンサク湖ではススキが光っていました(写真22)。
またまた,いい看板を見つけました。この『おおの自然観察の森』の文章はどなたが考えられているのでしょうか。心に響く一言が上手だなあと思いながら帰途についたのでした(写真24)。
コメント
- 以前、仲間の案内で「おおの自然の森観察学校」の展示物を見に行きましたが、ベニマンサクはシーズンでなかった為、今回初めて見せていただきました。この地域に辛うじて残っていることも、初めて知りました。紅葉も色々な様を見せてくれますね。 -- ヌシです 2013-11-08 (金) 10:26:30
- マンサクは春に山でいち早く黄色い花を咲かせますが、ベニマンサクは秋に赤い花ですか。さすがは大野、カープ一色? -- かやネズミでがんす 2013-11-08 (金) 16:14:09