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ブログ/2013-12-19

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黒瀬町の巨樹・エノキの保存について

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写真1 東広島市黒瀬町大多田 (2013.12.12)

事務局です。
 黒瀬町在住の女性から事務局に巨樹についての情報・相談がありました。近所の屋敷跡にある巨樹・エノキが伐採の危機にあり、何とか残せないものかと行政(教育委員会)に相談したところ当研究会を紹介されたとのこと。その教育委員会文化課の現地調査に同行しました。(写真1)

 今年の春に建物が全部取り壊され、広大な敷地の一角に一本の巨樹が立っていました。それは周辺のどこからでも目立つ大きさで昔から地元のシンボル的存在だったそうです。(写真2)

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写真2 大多田会館(自治会館)前より望む

近くに寄って見上げると巨樹の持つ凄みと威圧を感じます。(写真3)

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写真3 エノキ 

教育委員会文化課の調査で根上りから1.3mの幹周は4m65cm、樹高25mと判明。(写真4)

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写真4

 教育委員会によると「日本の巨樹・巨木林」環境庁編(1991年)にこの巨樹の記録が掲載されているとのこと。それによると幹周4m10cm、樹高30m。尚、行政としては個人の持ち物であり関知できないそうです。また、この大きさでは文化財登録もむつかしいとも。

 我々に調査を依頼された近所の女性の話では、地主(呉市在住)は早々にも伐採を考えているとのこと。何とかならないものだろうかとの相談を受けております。皆様、良いお知恵を。



コメント

  • 東広島市自然研究会として、この樹の保存にむけ、尽力・努力してみましょう。皆さんの協力をお願いします。
    -- ヌシです 2013-12-19 (木) 16:42:02

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