ブログ/2014-02-02
サクラバハンノキ
ソルトロードです。
東広島市の身近な自然が大好きです。私たちの暮らしている東広島市には、ほんとにすばらしい自然がいっぱいです。そんな中でも野草や樹木を中心にいくつか紹介していけたらと思います。どうかよろしくお願いします。
今、東広島の湿地では、サクラバハンノキの花が咲いています。(写真1)
雄花は、枝先から垂れ下がったように咲いており、雌花はその下方に短く直立して咲いています。サクラバハンノキはカバノキ科の落葉樹で、ミズゴケなどの生える丘陵地の湿地に生育しています。ハンノキにとてもよく似ていますが、葉がサクラに似ているのでこの名がついています。環境省のRDBでは、準絶滅危惧種に指定されていますが広島県、特に東広島周辺では、比較的多くみられます。もちろん、豊栄町でもハンノキの仲間はたくさん見られます。向谷のオオサンショウウオの幼生たちは、もしかしたらハンノキの落ち葉の布団にくるまって暮らしているのかも知れません。
コメント
- ヌシの部屋にようこそ。どうか、ゆっくりお寛ぎください。
落ち葉だまりの赤ちゃんの分厚い落ち葉のベッド・・サクラバハンノキですか!「変わった落ち葉だなぁ^」と思っていました。雄花、雌花も教えていただいて初めて理解。ありがとうございます。
ちなみに、調査時に掬った落ち葉はもとの川に、全部戻しています。 -- ヌシです 2014-02-04 (火) 20:15:55