ブログ/2014-03-03
オオバンのすむタメ池
写真1 オオバン 東広島市八本松南 とり池(2014年3月1日)
かやネズミです。
私の住む団地(350世帯)の周囲には大小6の溜池があります。西に東広島市でも最大級の「七ツ池」があり、東には中小の溜池が点在しています。その中のひとつ「とり池」に水鳥「オオバン」が一昨年来より住みついております。(写真1)
その「とり池」(30m×100m)にはオオバンと一緒に住みついている仲間がいます。オオバンより少し小さい「バン」2羽と「オカヨシガモ」の雌1羽です。いつも仲良く一緒に水草を食べています。(写真2)時折マガモのつがいもお邪魔しています。
「オオバン」
種名 :ツル目/クイナ科/オオバン
形態 :大きさは390mmで雌雄同色
分布 :本州南部で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)
「バン」
種名 :ツル目・クイナ科/バン
形態 :大きさは320mmで雌雄同色
分布 :奄美大島以北で繁殖。留鳥。
「オカヨシガモ」
種名 :カモ目/カモ科/マガモ属
形態 :全長500mm
分布 :冬鳥。シベリアで繁殖し日本で越冬。
「バン」(写真3)は「とり池」に2羽いますが雌雄同色なのでつがいどうか見分けがつきません。オオバンとオカヨシガモは一羽だけです。お互い仲間とはぐれてここにいるのではないかと想像しています。
オオバンも雌雄同色でオス、メスの区別がつきません。案外3羽ともメスかも。それにしてもオオバンは潜りが苦手のようで長くて5秒で浮き上がります。水中の水草が好物のようです。黒い体に白いおでこ、というモノトーンの洒落れた配色に気品の良さを感じます。(写真4)
また、ここ「とり池」にはカメラマンに人気の「カワセミ」も居ります。望遠レンズを持ち合わせない小生が精一杯カワセミを撮影してみました。ピンボケでも嬉しかったですし、肉眼で見た鮮やかなブルーは美しかったです。(写真5)
この貴重な野鳥達が生息している素晴らしい環境が超身近に存在する事実に驚いております。いつまでもこの自然を守って行きたい、残して行かなければと改めて思うのであります。
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