ブログ/2014-04-17
桜の想い出
「てかり」です。
桜も峠を過ぎようとしていますが、私にも一生一度の、想い出の桜が有ります。小学校に入学した頃、JR添いの帰り道に柳の木の様な木が有りました。当時は、樹高が二メートル位だったのだろうと思いますが、下校時この木が見えると、やっと帰ってきたと思える一里塚的道しるべで、ここから、小さな里山を過ぎると我が家でした。いつも、葉は茂っていましたが花が咲いたのは見たことがありませんでした。
その後、ふるさとを離れて六十数年過ぎ、会社も卒業し自由な身になり里山歩きを始め、松子山登山口から白鳥神社に向かい車道を小寺池まで下り、駅に出ず何となく溝口川添いを下り、ふる里の傍を通りJR添いに出ました。丁度、河川改修工事が始っており、傍に懐かしい想い出の一里塚の桜の木が立っているのに逢いました。今は、幹も随分大きく逞しくなっていて、花を付けていました。(写真1)この木が花を咲かせているのを初めて見ましたが、工事現場責任者の人から、工事に伴い今年限りで伐採するとのことでした。でも、元気で逞しく生き抜いてきた事を、今年で最後だと私に伝えたくて、導いて呉れたのかなと、思いながら西高屋駅まで歩みました。
コメント
- 伐採とは・・・、ため息がでますね。移植などの話はないのですか? -- ヌシです 2014-04-18 (金) 01:10:46