ブログ/2014-06-02
ため池の思い出
「てかり」です。
6月1日、第四回実行委員会の会合で、上田副会長にピックアップして貰い豊栄に向かいました。お昼時でしたので途中、「トム・ミルク」で昼食をと、立ち寄りましたが大勢のお客人でしたので店の隣にある溜め池の土手を散歩してみました。(写真1)
池には、菱の葉が水面に顔を出ていました。子供の頃、近所の溜め池で魚釣りをするため、菱に糸が絡まない様にするため、長い竹にカギを付け菱をかき集めていました。結構、水中の茎は長く、3メートル位は有りました。秋に実った種子は、水深 3メートルの池の底で冬を越し、春になると芽を出し水面まで伸びて顔を出す様です。実を食用にしている所も有るようですが、ジャガイモを蒸かしたようだとか、栗の様だとか、色々な論評がありますが、私は未だ、チャレンジしていません。(写真2、3は以前、我が家で咲いたものです。)
また、池の水面には羊草らしき葉も出ていましたが、これも子供の頃、根っこがどうなっているのか知りたくて、夏に水深1.5メートルくらいの溜め池に何度も潜り、やっと一本掘り抜きましたが、根茎はおしぼりを丸めた様なサイズで根が出ていたと記憶しています。羊草の名前は、未の刻(午後1時~3時)頃に花が開くのでついたのだそうです。開花した花からは、梅干しの様な酸っぱい匂いがします、これも受粉する虫を誘うためでしょう。良く見ていると池の中心の方にはコウボネの花が沢山覗いていました。(写真4)
帰って写真を見てみますと、花の中にはハエらしき虫が沢山います、これは花粉を媒介している虫では? コウボネなど絶滅に瀕しているものは、虫がいなくては次世代が作れないのでは、人間には害虫でも自然界では、ハエも結構役目を果たしていると思います。(写真5)
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