ブログ/2014-07-09
利尻山トライー1
「てかり」です。
6月末、利尻山にトライしました。広島から新千歳に飛んで、そこからバス、留萌経由で海沿いの道を北上、稚内まで、広島を8時に発って、今日の宿がある、稚内に着いたのが17時、9時間の長旅であったが、特に疲れは感じなかった。
途中、サロベツの付近から洋上には利尻山が浮かんでいて、原野には花が沢山咲いていました。(写真1)
エゾカンゾウ、シモツケソウ、ハマナス、以上が道中で多く出逢った花です。(写真2~4)
稚内に到着し、夕食まで時間があったので宿の傍の丘を一人で散策しました。丘に登る途中で、マタタビがあった。海の傍なのに一寸びっくり。マタタビは、花の時期は葉が半分白くて、受粉昆虫にPRし、花の時期だよ。と、花が終わると白い葉の部分が緑に変わり普通の葉になり、今度は出来た実を目立たない様にする。(写真5)
丘の上に辿り着いたら、なんと赤い綺麗な雑草が道際に沢山咲いていた、初めて見た種類? 宿に戻って、フロントで訊いたら、コウリンタンポポという草花で外来種で、繁殖力が強いので持ち帰らない方が良いとのことであった。(写真6~7)
はこべの仲間だが花が大きい、花経が10ミリくらい有る。(写真8)
アカツメクサ、広島でも畦などで見ることがあるが、北海道のアカツメクサは花玉が大きい。花玉経が、4センチ位有る。対比で、シロツメクサとは、クローバです。(写真9)
マーガレットかと見ていたら小学生の子供が、フランスギクだと教えてくれた。(写真10~11)
小学校の運動場の、のり面に植えてあった樹木、咲き遅れた花が有った、リンゴの花の様に見えたが、花が終わったものは果枝が長いのでリンゴではなさそう。考えられるのは、カイドウかと自己判断。(写真12~13)
エゾノサワアザミ、アザミの仲間だが背が高い、2メートル位の丈があり、葉の棘は非常に少ない、花の美しさでは広島にある野薊が数段上。(写真14)
丘の上から、南稚内駅付近を見る。元々、稚内の終点駅で有ったらしいが、天塩線が宗谷に伸びて稚内に接続されるとき、稚内駅を岬の方に3キロ先に移した。(写真15~16)
街に降りた、駅の傍の線路脇でルピナスなどが雑草として咲き乱れていた。ルピナスは寒帯系の草花なので、寒くて乾燥した環境の所が生育に適しているので、北海道では本州に比べて花丈が倍以上になるので、ダイナミックである。(写真17)
街に降りて、駅から宿への道すがら、レトロな懐かしい消火栓に出っくわした。一昔前に帰った感じ、今は消火栓が路肩に立っているの探すほどだが、また、表示ポールが曲がっているのが気になった。
後で判ったが、ホースを繋いで、レンチで開栓する時、レンチを回すのに支障があるからだと。(写真18)
街を歩いて見て、店も、住宅も玄関が奥にあり、玄関の前にサンルームの様なガラス張りの前室が有り、風よけか、保温のためか? 訊くのを忘れた。(写真19)
次回は、花の島、礼文島から。但し、礼文アツモリソウは、咲き終わっていました。
つづく
コメント
- 『写真1 洋上の利尻富士』は,すばらしい光景ですね。てかりさんのシャープな写真はいつもきれいで,まるで目の前にあるようです。 -- ミーアキャットです。 2014-07-09 (水) 09:42:00
- 消火栓の標識のポールが曲がっているのがおもしろいですね。これに興味を抱き,なにゆえか2日間考えた結果,つぎのような結論に至りました。標識を消火栓から1m弱離して建てればポールは真っ直ぐでいいはず。しかし,ここの場合,ポールを曲げてでも,すぐそばに標識を建てている。ひょっとしたら,冬場には,このポールはほとんど雪に埋まってしまい,上の赤い標識のみが雪の上にかすかに見える程度になるのではないか。消火栓を使用するときは一刻を争うときである。もし,消火栓から離れたところに標識を建てていたら,広い範囲の雪を掘らないと消火栓を見つけることができない。しかし,このようにすぐそばに標識があれば,その直下を掘れば消火栓を発見できる。違いますかね(^_^)。北海シマエビさんに正解を教えてもらうと助かります。宜しくお願いします。
-- ミーアキャットです。 2014-07-10 (木) 19:05:45