ブログ/2014-07-14
利尻登山 part2(花の礼文島)
「てかり」です。
稚内で宿泊し、礼文島行きのフェリーに乗るため、早朝4:00起床し、5:00から朝食(写真1.朝飯)、バスで稚内港に移動し、6:00に乗船しました。フェリーはサハリンにも行く外洋船で、揺れもなく安定した大きな船でした。
港を出て稚内の南西、納沙布岬に続く蒲鉾状の丘陵地に灯台より高い、稚内市開基百年記念塔(北方記念館)がそびえています。(写真2.祈念塔)
海抜170メートルの丘の上に80メートルの塔が立っていて、最初見た時には灯台かと思いました。(翌朝、利尻の宿から日の出を見ようとしたら、この塔だけが朝日の中にシルエットで見えました。)
それと海岸の民家の上に、陸・海・空自衛隊群の稚内分屯部隊の、海の色に迷彩塗装されたレーダーサイトドーム群が目に入りました。ここの部隊は実戦部隊ではなく、電波傍受と海上船舶の24時間監視だそうで、ご苦労様です。(写真3.レーダーサイト)
それに丘の上に巨大なパラボラアンテナが二基立っていたが、向いている方向が北方であり通信用にしては必要以上の大きさなので、冷戦時代の残党異物か、ホライゾンレーダーか何かだと思う。?(写真4.大口径パラボラアンテナ)
約60キロ、2時間の船旅洋上では海鳥がきて歓迎して呉れる。(写真5.海鳥の訪問)
随分慣れていて頭の傍を、悠々と飛んでいる。(写真6.海鳥)船員さんに何鳥か訊くと、くちばしの先が赤くて足が黄色なら海猫だとのことで海猫と判った。
礼文島に下船して山腹の観察道ゲートに(写真7.観察道ゲート)
観察道をしばし進むと、説明者が茶畑に案内すると言う、礼文茶が有るのかと思っていたら、何と山腹の熊笹が茶畑の茶畝の様に刈り取られている。遠くから見ると茶畑そっくり、このササ畝は植林のための防風林とのことで、冬、風が強いので植林をしても木が育たないのでササを刈り込んだその根元に植林をするのだそうだ。(写真8.通称・茶畑)
丘に出ると草地で、色々な花があったが、全部一度に咲くわけでは無く、時期をずらせて咲いている様ですので総ての花が全部見れることは無いらしい。(写真9~16.エゾスカシユリ.レブンソウ、レブンキンバイソウ、チシマゲンゲ、レブンウスユキソウ、カラフトハナシノブ、アヤメ、写真16は名前忘れた?)
エゾスカシユリ、普通の百合はラッパ状の漏斗のように一枚の花びらで出来ているが、スカシユリは花びらが根元からそれぞれ花びらが単独に伸びていて花びらの根元に隙間があるから、このような名前になったらしい。
以上、花の抜粋ですが、まだまだ色んな花が有りました。
礼文島で最後に桃岩と言う天然記念物の岩を見学に行きました、岩と言っても250メートルの高さの岩体で桃のように頂上部がとがっていてふっくらとした感じからで、岩の壁面がタマネギを剥いたような摂理が見えます、向けた芯の部分は柱状節理の頭の部分の様な亀裂が見えます。(写真18~20、桃岩(天然記念物)、桃岩の表皮摂理、桃岩の種の部分)
磯では、ウニ漁の最盛期らしく小さな船が沢山出ていましたが、採集も資源保護のため時間が厳しく決められている様でした。(写真20、ウニ漁船)
後日、本命の利尻富士、最後の報告を致します。
つづく
コメント
- ご飯,少なめですね(^_^)。 -- ミーアキャットです。 2014-07-17 (木) 07:38:35