ブログ/2014-07-18
2000年ハス
ミーアキャットです。
島根県出雲市斐川町神庭(かんば)の荒神谷遺跡の『2000年ハス』です。50アールの面積に約55,000本が植えられています。
説明板にはつぎのように書いてあります(写真2)。
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二千年ハスは,1951年(昭和26年)4月,その種子が千葉県検見川から丸木舟といっしょに出土した花です。
ここの二千年ハスは,この種子を発見した大賀一郎博士(岡山県出身)が島根県大田市へ贈られたものを,1988年(昭和63年)4月,大田市のご厚意により譲り受けたものです。
二千年ハスの種子は,博士の研究では二千年前のものと推定されていましたが,最近アメリカの原子力研究所による放射性炭素の測定から三千年前のものだという説も出ています。
1965年(昭和40年)6月15日,博士は81歳でなくなられましたが,なくなられたその日に島根県大田市の二千年ハスが初めて花を開きました。
「ハスは平和の象徴」といわれた博士が発見し育てられた永遠の花は,毎年さわやかな花を咲かせ続けることでしょう。
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雨上がりのため,露が付いていました(写真7~10)
雲間から光が射すと,その瞬間格別に美しく輝きます。ハスの花には,いつも神々しさを感じます。
『荒神谷の古代ハス』というパンフレットには『ハスの花の4日間』と題してつぎのように書いてありました。
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ハスは早朝から咲き始め,午後には閉じてしまいます。花の開閉を3日間繰り返し,4日目の朝には開ききって,花びらが散り始め,午後には「蜂の巣」のような花托ができます。
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ということは,下の写真が4日目の花でしょうか。
私は自宅を朝5時に出て,7時半頃到着しましたが,暁光でハスを撮るために広島から現地に4時半に到着したという写真グループもおられて,その熱意にビックリしました。
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