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利尻登山・最終

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写真01.利尻の夜明け AM03:48

「てかり」です。
 利尻登山も最終報告です。
 今日が、この旅行の目的の朝です。外が白じんで来て3時に起床、窓を開けて天気を見る薄雲だが良いようで、稚内の方、水平線が赤くなり出した。(写真01)目では見えないが、カメラからは前回述べたように、50キロ向こうの稚内のノサップ岬の塔がよく見える。

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写真02.宿屋・雪国

 2泊した宿、何とユニークな名前、演歌でも出て来そう。

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写真03.登山口 AM04:45

 登山グループは20名(女9.男11)、今日の行程は北陵、鷲泊コース、約10時間なので、宿を4時半に出発する。15分で登山口(標高.225M)に到着した。

 登山口では厳重に外来種の持ち込み防止の管理がされていて、三段の水升が有り、その中にグレーチングが敷いてあり靴のゴム底が滴る程度の水が上段から流れていて、靴を洗う様に成っていて、各自下段から順に中を通過した。

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写真04.飲水補給 AM05:05

 登山口からなだらかな舗装道路を20分進んだ所に雄一の水場(甘露泉水)、もの凄く冷たいし水量も多い、ここで、2リットルの水を準備した。

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写真05.登り開始 AM05:09

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写真06.3合目標柱

 標高、270m、ここから自然道を登るが、林間で風が無く熱かった。しかし、薄曇りで陽が当たらなくて未だ良かった。ちなみに、ここの合標柱表示は、宛にならないらしい、1合標柱は桟橋に、2合標柱は役場に成っているとか、また、山中登山道の標柱は作業者が休んだ所だとか、まあ、気休めで。?

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写真07.4合目標柱 AM05:46

 出発して、165m登った、樹林帯でコマドリが沢山さえづっていて、ガイドさんからコマドリの名前についての、いわれを教えて貰った。(鳴き声が馬の嘶きに似ているからとのこと。)登山道の左右は、ツルウルシがびっしり生えているので、かぶれない様に、ふれない様にと。

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写真08.5合目標柱 AM06:35

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写真09.現地ガイド

 出発して385m登る、森林帯から脱出、今度は落葉樹林帯に入る。ガイドさん、ザックの揺れがダイナミック、目方が何キロ有るのか尋ねると、20キロ弱とのこと。私の倍くらいのザックを背負って登っているのだ、でも彼曰く、人間を背負うより楽だとのこと。もし万が一、彼が人を背負ったら、彼のザックは誰が受け持つのかと、一瞬頭をよぎった。

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写真10.6合目標柱 AM07:06

 出発して、2時間半 535m登った、小腹も空いて一寸補食。

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写真11.エゾノシロバナイチヤクソウ AM7:33 

 初めて花らしい花に出逢った。

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写真12.7合目標柱 AM07:41

 登山口から670m登るが、まだ利尻山は見えぬ。

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写真13.第二見晴台 AM08:23

 普通はここから麓が見えるのだが雲が一面張っていて、雲の絨毯のみ(登高895m)、ここから上の谷筋に雪渓が見られるようになった。ここから長官山(1218.3m)に、約100m登る。

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写真14.長官山へ AM08:37

 ハイマツの中を、約100m登る。

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写真15.イワギキョウ AM08:39

 ハイマツのつづれ道にひっそりと咲いていた。

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写真16.8合目標柱 AM09:01

 1218.3m長官山まで到達、後500mだと思ったが、やたら険しく成ってきた感じ。

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写真17.キクバクワガタ AM09:53

 花らしい花が出てきた。

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写真18.利尻ひなげし1 AM10:03

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写真19.利尻ひなげし2 

 ここにしか咲かない花、と言う歌が有ったが正に、出会えるとは思わなかったので、とても感動した。草地の中に有ったら見逃すだろうが、素朴で気高く凛として、風の吹きすさぶ荒れ地に単独で育っている姿は感動的。数株しかなく、風に吹かれて根がグラグラしても、記念物なので砂寄せも出来ないらしい。

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写真20.9合目標柱 AM10:10

 やっと、1410mまで登ってきた、後 309mとなったが山頂は遙か彼方。ここまでは登山道の整備が出来ていたが、これから上は本当の自然道で、沢道の様だが相当の雨が降らないと水は流れない(地浸)。

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写真21.エゾツツジ AM10:17

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写真22.ミヤマアズマギク AM10:19

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写真23.エゾマルバシモツケ

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写真24.イワベンケイ AM10:20

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写真25.エゾノハクサンイチゲ 10:22

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写真26.エゾノハクサンイチゲ

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写真27.ボタンキンバイ AM10:34

 花を見ながら、最後の登りを楽しんで登る。

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写真28.山体崩壊 AM11:01

 山頂直下、元々、頭の上の草の有るところが道で有ったらしいが、登山者の足で土砂が下方に送られ、2m以上剔れた。

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写真29.山体崩壊2

 剔れた壁面は3m以上のスコリアの堆積層で密度も荒く、ボロボロと崩れる弱い地盤である。

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写真30.キバナノコマノツメ AM11:13

 山頂で咲いていた。

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写真31.利尻山山頂 AM11:20

 山頂はさほど広くは無いが、平であった。

32・沓形分岐から見る長官山.jpg
写真32.沓形分岐から見る長官山 PM13:07

 鞍部にある避難小屋と長官山に続く尾根道。

33・8合目まで下山・利尻山の見納め.jpg
写真33.8合目まで下山・利尻山の見納め PM13:48

 是より樹林帯で見るところも無くなる。

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写真34.登山口管理センター PM17:03

 やっと降りてきた感じ。12時間30分の奮闘で有ったが満足。

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写真35.登頂成功宴会 PM18:50

 宿に着いて、フロントに第一声、生がほしいと、立て続けに2杯、至福の一時これでご褒美は頂いたと。後は、風呂から上がり大宴会、女性陣も猛者の集まり、呑むは、呑むは、

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写真36.エゾシロチョウ1

 翌朝、朝食を済ませて渡り廊下を通っていたら、白い蝶がふわ、ふわと、飛んでいた。良く見ると宿の裏の草むらに沢山いたので、見ると孵化の真最中であった。出発前に撮影した。

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写真37.エゾシロチョウ2

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写真38.エゾシロチョウ3

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写真39.エゾシロチョウ4

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写真40.エゾシロチョウ5

 帰って調べてみたら、エゾシロチョウだと判った。

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写真41.見送りの海猫

 稚内に帰るフェリーで海猫が傍で一曲歌を披露してくれた。 ァカー・ァカーァカー・ァカー・ァカーと、かなり長く歌ってくれた。

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写真42.生きているタラバガニ

 稚内で海鮮市場に立ち寄った。生きている大きなタラバガニがいた。甲羅の大きさが優に30センチ以上有り、足の長さもそのくらい有って口を見ると、バケモノとしか形容出来ない代物であった。丁度、前歯の抜けた人を思い出し不気味であったし、声でも出したら背筋が寒くなるなと、色々と想像した。これを買って帰っても、我が家でボイルするには風呂しか無いなと考えた。



コメント

  • 「てかり」さんの旅行記は,いつも楽しいですね。写真がシャープでいいですね。 -- ミーアキャットです。 2014-07-19 (土) 10:09:42

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