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ブログ/2014-10-07

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オオサンショウウオの会 東広島大会(2)

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図1:Sさんの研究発表 質問も飛んでいました。

のさんぽです。
 日本オオサンショウウオの会東広島大会、2日目(9月28日)。
前日から場所を移して、会場は地域センター横の体育館です。前日の午後と同様、朝から各地からの研究発表が行われました。トップバッターはいつも調査に参加しているSさんです。図1

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図2:N先生(右)に質問するK先生

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図3:各地からの研究発表がつづきました。どの発表も興味深いものばかりでした。

 10時前、研究発表は無事終わり、今日は、昨夜とは別の「椋梨川」への観察会に徒歩で移動です。

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図4:椋梨川へ移動する参加者の方々

 途中に、手作りのオオサンショウウオの看板が立っています。

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図5:手作りのオオサンショウウオの看板

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図6:移動途中の参加者の方々

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図7:拡声器でお話しをされる1班の桑原先生(中央)

 3班に分かれ、途中、生息地の里山の環境などの話をしながらの移動です。
 山と田んぼと美しい赤瓦屋根の家々が見えます。

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図8:指を指してお話しをされる2班のS先生(中央右)と参加者の方々

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図9:お子さんも参加されています

そのころ椋梨川では・・

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図10:スタッフが待機中

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図11:アキアカネ

 アキアカネもみなさんを出迎えていました。

 椋梨川に到着したところで桑原先生が川に入られました。

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図12:巣穴でオオサンショウウオを誘い出す桑原先生

 長い間、粘りましたが、この日も巣穴ではついにオオサンショウウオは姿を見せてくれませんでした。
 このようなことに備えて、直前にスタッフでオオサンショウウオを捕獲しておき、その子を見て頂くことになりました。

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図13:事前に捕獲していたオオサンショウウオを見守る参加者の方々

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図14:放流の様子
 この子は、元の場所に放流されました。

 このあと会場にもどり、昼食後、大会終了となりました(広大で行われるオプションは続きます)。皆様、本当にありがとうございました。
 何と、今回のオオサンショウウオの写真は放流したときの1枚きりです。いつもの調査では必ず姿を見せてくれるオオサンショウウオたちが、今回は恥ずかしがって出てきてくれませんでした。それでも参加されたみなさん、一言の不満も聞きませんでした。お気持ちに感謝いたします。来年の大会は奈良県宇陀市での開催です。

 豊栄町の皆様、すべてに便宜をはかり、忙しいなか多岐にわたり協力をして下さり、本当にありがとうございました。地元の方の協力とご理解がなければできないことでした。



コメント

  • 手をつなぐ親子連れ、電動スクーター、赤トンボに古看板・・・ホッコリさせられますのー。 -- かやネズミでがんす。 2014-10-07 (火) 06:47:38

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