ブログ/2014-11-01
2014初登山「PART-6」
「てかり」です。
2014初登山「PART-6」
風熱浸食により足回りは非常に快適、サンドペーパーの上を歩いている感じで足が岩に食いつくと言った感じ。地上を走るロープは彼方にそびえる、目的の山頂、ローズ・ピーク。写真.51
見えていたピークも、中々近づかない、岩の上にいる生き物は人間だけだが、蝿が岩にとまっていると言った感じ。
ロープの左には、セントジョーンズ・ピーク、4,091mが聳える。これから、あの高さまで登らなければ成らない、優に、200mは有りそう。
岩面は風と熱で荒れている、風で石英と角閃石が飛ばされ白い斜長石のみが残っていて、遠くから見た時、真っ白で雪かと思った。
巨大ロープも無傷ではない、よく見ると繊維が切れて毛羽立っている、風で飛ぶ石英や角閃石の粒の攻撃により、ロープの繊維が少しづつダメージを受けている。
見えたり隠れたりしながら、少しづつ近くは成って来ているが、なかなか届かない。
セントジョーンズ・ピークの麓まで登って来た。
振り返ると登山ルート沿いのロープの向こうに、サウス・ピーク、3,933mが遠くに見える。手前はセントジョーンズ・ピーク。
遂に、山頂(4,095m)に立つ、時は午前8時10分、小屋を出発して4時間30分の登りであった。全員(女性4名、男性6名、添乗員1名)が、酸欠(高山病)にも陥らず無事登る事が出来た。
山頂からの眺め、アレキサンドラ・ピークの山頂を横切る水平線。初体験、水平線の下に雲の層がある、今まで色んな所で雲を見たが、皆、水平線より上に横たわっていた。
次は、気分良く山を下ります。
つづく
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