ブログ/2014-12-03
玉山登山「PART-4」
「てかり」です。
玉山登山「PART-4」
前回のご夫婦、平地でも足が遅くて遅れていたのに、一寸登りに成ると益々、足の動きが遅くなる、しかし、婦唱夫随で周りの事は全く気に留めず、仲良くマイウエィと決め込んでいる。ついには、ガイドから最後尾に付く様に指示される、最後尾には添乗員がいるので、遅れてもエスコートして貰えるからと。写真.31 ついて行けないご夫婦
隊列が変わり、スムースな足の運びとなった。少し、周りを見れる、心のゆとりが出てきた。足元の岩盤はフィリピン海プレートの附加体が高い圧力変成を受けて押し上げられて出来た岩石で、年間、七センチのスピードで、基盤の中国大陸基の上に乗り揚げているとのことでした。
キョロ、キョロ、しながら歩むこと、三時間、今日の行程の半分を消化。
伐採か、枯れたのか、判らないが、高山地帯で発育も遅くて、年輪が密で倒れても腐りにくい、樹齢何百年だろう、屋久島と良く似ている。
休んでいると、必ず、この小鳥が傍に来る。遊んで欲しいのか仲間とでも思っているのか、一メートル位まで接近してくる。
標高が上がってきたら、背の低い竹林、笹と言った方が良いかもしれないが繁茂している。
さらに標高が高く、三千メートル近くに成ってきたら、針葉樹の森に成ってきた。樹齢数百年だろうけど幹があまり太くない、土地が岩盤で土も少なく、水も少ないので育ちにくいのだろう。それに伐採しても、搬出ルートが確保できないので伐採を免れて残ったのでは、・・・・・・・・・・・・ ?
登山道は、崖の中腹の出っ張りを利用した様な道で岩盤も亀裂の多いので落石も多そう。二年前に、登ることにしていたが出発の一週間前に、玉山で直下型の地震が起きて登山道が崩壊したとのことで、急遽中止になったのが、来てみて理解出来た。
標高も、三千三百メートル、森林限界が近くなってきた感じ。場所によっても違うが、樹高が揃ってきた様。
やっと、今日泊まる小屋(排雲山荘)の屋根が木間から見えてきた。後、百メートル、頑張れ !!
次は、排雲山荘をベースキャンプにして行動します。
つづく
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