ブログ/2014-12-04
玉山登山「PART-5」
「てかり」です。
玉山登山「PART-5」
今日の泊地(排雲山荘)に到着、歩行時間は六時間、標高は 3,402m、こんな高地に泊まるのは、二〇〇五年八月五日、生まれて初めての山登り、富士山八合目(3,250m)、今年三月十日、キナバル山、(3,273m)、今回で三度目。
ガイドの王さんは、私たちが小屋に入ったら、すぐ引き返して行った。イエローカードを出した、ご夫婦を迎えに行き一時間位して登ってきた。写真.41 山小屋に到着
五時、山小屋の夕食、メニューは骨付きの豚肉と、ご飯、インディカ米ではないが非常に不味い、スープは味が凄く薄い、一人分を四~五人にした感じ。またも、悔やまれる、インスタントのみそ汁を持ってきていればと、口に合わず食べたのは肉だけ。
食後、小屋から雲海の上の夕焼けを見る。
明日は、午前二時起床、三時登山開始なので、六時半、ポーターのちゅんちゅんさんが下から運び揚げて呉ていた、シュラフにはいり、早々と床に就く。
早朝と言うより深夜二時起床、目覚めた時少し頭が重かった、就寝中は呼吸が浅くなるので血中酸素が少なくなり軽い高山病的症状が起きていた。大きな深呼吸を数回行ったら回復した。
身支度をして小屋を出たが気温は、そんなに寒いと感じるほどでは無かった。ヘッドランプを点けて暗闇の中を出発する。行程は、距離2.5キロ、高低差、550mの往復で約、五時間の予定。
出発をして、一時間二十分、小屋から1,5キロのポイント標識が見えた、あと、900mで山頂だ。
さらに、進む、最後のポイント標識。小屋から、二キロ来た、残るは、400m。
山頂付近は岩がそそり立っている感じで、落石から身を守るためにロックシェッドが設けてあった。周りは暗くてよく見えない。
出発して、二時間四十五分、午前五時四十五分に山頂に立った。山頂には日本の一等三角点が埋まっていた、日本併合時に設置された物で有ろう。これが、韓国や中国なら、日本侵略の屈辱的な傷として破壊末梢された事でしょう。
五時五十分、周りが明るくなってきたが寒い、気温は摂氏 1゜C 。偏西風の南の縁にあたり、ヒマラヤおろしの冷たい西の風が、10メートル、体感気温は、マイナス、10度近い。日の出を待つ間、ザックに入れていた、フリーズや、ウインドブレーカーなどを重ね着して寒さを凌ぐ。
次回は、日の出を見て下山します。
つづく
コメント