ブログ/2015-01-29
雨ニモマケズ
ヌシです。
“雨にも負けず”(宮沢賢治)はヌシの発声練習のテキストです。このテキストはネットからダウンロードし、ヌシなりに編集したものです。(「すべて見る」を参照)
ゆっくり、しっかり声を出して発声しています。さて、この著名な詩の中に「小さな萱ぶきの小屋」とあります。気が付きませんでした。
現在、かやネズミさんが中心となって、今年6月「茅葺きフォーラム東広島大会」の開催準備が始まっています。昨年のオオサンショウウオ東広島大会に続いて、私達関係者による2年連続の全国大会開催です。東広島市自然研究会は全面的な支援・協力をしたいと思っています。
『雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず
丈夫な体を持ち 欲はなく決して怒らず いつも静かに笑っている
1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを自分を勘定に入れず
よく見聞きし分かり そして忘れず
野原の林の下の蔭の 小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りのときは涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
皆にデクノボーと呼ばれ ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに私はなりたい。』
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