ブログ/2015-04-20
2015/4/17オオサンショウウオ幼生調査
ヌシです。
幼生分散の様子を知るため、広大のS先生が用水路に設置している籠の確認に、先生とご一緒しました。(写真1,2)
籠内にたまっている落ち葉を慎重に取り除いていくと、「居ました!」。1匹ですが、生きています。この籠での確認は初めてで、体長62mm、体重2gです。ずいぶん大きくなっているように思いました。(写真3,4)
「この籠、苦労して作った甲斐がありました」(S先生談)。ブログ/2015-04-10参考。機能的で扱いやすいものでした。S先生は計測後、他の生き物と一緒に放流。幼生は流れの無い方向にゆっくり泳ぎ、水中の藻のようなものの陰に身を寄せてじっとしていました。(写真5,6)
コメント
- 写真4.エラを広げた写真、見事です(芸術的)。全国に流されてもいいのでは。頭の部分の白っぽい二つの小さな丸、目でしょうか?目だとすると、成長しても目の大きさは変わらない?正面から見た顔はかわいいでしょうね。 -- テチス海 2015-04-20 (月) 16:06:15
- テチス海さんに「芸術的」と褒めていただいて感激です。そういえば幼生の写真は計測、記録後など夕刻時のものがほとんどです。真昼間のものは珍しいです。
横のアングルや正面、下のアングルも最近撮影していないので、次回は意識して撮りましょう。イヤ(産卵巣穴)から出たころは体長約50ミリ。今60ミリ~。ずいぶん大きくなっていますから、撮影してその変化を記録する必要がありますね。 -- ヌシです 2015-04-20 (月) 18:43:06