ブログ/2015-09-03
9月のカレンダー
ヌシ?です。↓
(山﨑大海さん著「オオサンショウウオがいるらしい」の一部より)
九月です。
いよいよ「オオサンショウウオの一年」の産卵がスタートします。(トップ記事参照)
その時を待っているイヤ(自然巣穴)のヌシ達も意気込んでいるでしょう。
私達も調査を始めて5年目に入っています。皆のおかげで、はじめの点の情報が線になり、面になり、年月を経ました。おぼろげながら彼らの社会も見えてきます。
そのうえで、私は彼らの消滅の最前線に立っているという認識を新たにし、生育環境改善のため具体的な保全対策を実行する時期にきたのかと思っています。せめて、調査起点のアンゴウ堰(写真2)から上流側3400m、始めに定めた調査区間だけは何とかしたいものです。
残された時間はそんなに多くはないようです。
写真1は造形作家三澤はじめ(広島市在住)さんのミツユビリクガメ(樹脂粘土製)です。
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