ブログ/2015-09-21
東広島みどりの少年団に
ヌシです。
9/20快晴の豊栄町で、広島大学総合博物館のS先生からの応援要請で、東広島青年会議所さん、東広島市農林水産課さんとともに、東広島みどりの少年団の自然観察会のサポートをしました。 http://hhjc.jp/midori/
まず、豊栄生涯学習センターの一室で、団員の小学校4~6年生の男子女子約50人と参加者全員がオオサンショウウオについて事前勉強です。写真2
写真2
ちょうど一年前の日本オオサンショウウオの会第11回東広島大会のことが懐かしく思い出されました。用意していただいたお弁当を食べ、昼食後は椋梨川で観察会です。写真3,4
写真3
川の整備は前日(当日も)から青年会議所の有志が行ってくれています。歩行に邪魔なイバラやヨシを刈り取り、空き缶、ゴミなどを拾ってくれていました。川の中の子どもたちは見違えるように生き生きとして、終始明るい歓声であふれていました。自分自分で川の生き物を採集しながら移動です。微笑ましい光景です。写真5,6,7,8
念願のオオサンショウウオはN橋直下の堰でチップナンバー・・340799のオオサンショウウオ通称“タカマツサン”(体重9.9㎏)を捕獲しました。捕獲した時は、子どもたちから大きなどよめきの声があがりました。写真9
採集後、川原に集まり、皆の採集した生き物をS先生が「アカザなどが生息しているこの川はきれいなんだよ」など、「まとめ」をされました。私も良く分かりました。
オオサンショウウオに関して、個人的に思ったことは、この場所では7匹の成体、3匹の成体と以前は確認できていますが、今回は1匹でした。少ないということは繫殖のための集合が終了したということでしょうか?よく分かりません。写真10,11
すべての生き物を川に放流し、我々のサポートは終了しました。写真12,13
今回参加してくれた会員のUさん、Mさん、Kさん、ありがとうございました。皆さんの準備や協力のおかげで、予定時間内に無事終了しました。救急箱も出番がありませんでした。参加の子どもたちに大きな感動と貴重な体験をプレゼントできたようです。
それにしても、今日は生涯学習センターから観察現場の川までの往復路、川の中の歩行と結構な量を歩きましたが、子どもたちは元気でした。今夜の子どもたちの夢はきっと楽しい水遊びのものでしょうね。おかげで、私は満開の彼岸花の咲く川土手に座って、秋の日差しを浴びながら、清々しい実りの里山を満喫させてもらいました。写真14
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