ブログ/2015-10-06
『第12回日本オオサンショウウオの会 宇陀大会』に参加して
写真1 宇陀大会開会挨拶（桑原会長） 2015年10月3日～4日
かやネズミです。
上記大会(写真１)に参加。当ブログでお馴染みのテカリさんと道中（ＪＲ+近鉄）を一緒しました。他に広島大学博物館関係3名と当会員1名の4名は車に同乗して向かいました。会場の宇陀市室生・大野は大阪から近鉄電車で1時間の三重県との県境に近い標高350ｍの山中にありました。近くに女人高野で有名な室生寺があります。
大阪から近鉄急行で室生口大野駅（写真2）まで約1時間余り、駅前から会場までは幟とスタッフの案内がありました。私達は腹ごしらえに駅前のすし屋さんに寄りました。（写真3）うどんを食べながら常連の地元客と店主も加わりオオサンショウウオの話題で盛り上がりました。
写真2 室生口大野駅舎
写真3 駅前のすし屋
会場への道案内に幟と案内看板及びスタッフの方が各所に配備されていました。（写真3の1）。
写真3-1
会場の宇陀市室生振興センターは駅から徒歩で5分余りです。（写真4）
写真4
会場は各地からの参加者で埋め尽くされています。しかし、地元の一般参加者がほとんどなかったのが残念と大会委員長さんがＰＲ不足を反省されていました。（写真5）
写真5
基調講演後の休憩中のロビー風景。（写真6） ある売り子スタッフが着用していたＴシャツ（安佐動物園製作）に目を惹きつけられました。(笑)（写真7）
写真6 グッズ、おみやげ売り場
写真7 サンちゃんもカープファン
活動報告後に今夜の宿の保養センター美榛苑へ移動して懇親会が行われました。一年ぶりの再会に旧交を温める輪がいくつも出来てあっという間に時間も料理も無くなりました。(笑) 最後に来年の会場予定地である島根県邑南町のＰＲがあり閉会となりました。（写真8）
写真8 懇親会会場（保養センター美榛苑）
懇親会後の夜間観察会は室生寺に近い室生川もみじ公園へ移動して行われました。（写真9）
写真9
最初に捕獲された80ｃｍ余りの成体はやせていました。（写真10）
写真10
結局、観察会で捕獲されたのは16匹（30㎝～80ｃｍ）で再捕獲は7匹、新規9匹と貴重な生息地を裏付ける内容でした。（写真11、12）
写真11
写真12
翌日も、引き続きメイン会場で活動報告が行われ最後に現地交流会で室生の獅子舞の公演がありました。（写真13）
写真13 獅子舞
広島の造形作家・三澤はじめさん（当会員）の作品は人気でいつも人だかりができていました。玄関でも氏の作品が参加者を出迎えていました。（写真14）
写真14 メイン会場玄関前
昼食弁当の後は解散となり、私たちは室生寺へタクシーで向かいました。紅葉の頃は素晴らしいことだろうとの思いを馳せながら緑が映える境内を散策する爺二人でした。（写真15）
写真15 室生寺本堂
交通（近鉄）、メイン会場（振興センター）、宿（温泉）、夜間観察会（自然）等々、恵まれた地の利もありますが、行政（奈良県宇陀土木事務所、宇陀市教育委員会）がそれぞれの立場で活動報告をされたように官民が一体となって保存活動を展開している姿勢に感服。今後の東広島での活動に参考になるものとの思いを巡らせながら帰路につきました。
最後に本会の活動報告一覧を掲載します。（写真16） 過去最多の21件で二日間に渡る活動報告は昨年の第11回東広島大会からとのことです。
おわり
写真16 活動報告目次（配布資料より）
コメント
- お帰りなさい。お疲れ様です。
宇陀市大会も盛況だったようですね。良いところのよう・・。
オオサンショウウオの各地がどんどん熱くなっていますね。
写真の中に身も心も吸い込まれていきそう～ｗｗｗ。
来年の邑南町には行きたい～。 -- ヌシです 2015-10-06 (火) 10:41:34 - いつも大会で感じることじゃが女性が多いですのー。「ハンザキ女子」とでも呼びますかのー。暗闇の室生川を胴長を履いて網を持ったヤマトナデシコを見て女人高野の先人たちもきっとたまげとるでがんす。 -- かやネズミ 2015-10-07 (水) 06:32:45
