ブログ/2015-10-23
改正瀬戸内法が成立
ヌシです。
先月末、改正瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)が成立しました。1979年以来、36年ぶりの大幅な改正とのことです。藻場や干潟保全への施策の必要性が盛り込まれています。この改正は関係者の長年にわたるご尽力の賜物だと思います。
「確かに水はきれいになったが、生きものはまだ戻っていない」という声をあちこちで聞いていました。「36年経ても今なお!か」という思いですが、これから近い将来、ヌシの子どもの頃の遊び場、磯や干潟に生きものがあふれるのを楽しみに待ちます。
私達は沼田川の支流の椋梨川源流部分でオオサンショウウオの調査を続けてきました。その中で、オオサンショウウオの生息環境にとって「森」の重要性が分かってきました。その「森」が川を介して海に繋がっている意味も分かってきました。
三原から瀬戸内に流れ込む沼田川を見ながら、「森と海」がつながっていることを実感しています。(写真2)
↓は行事活動報告、自然観察会、「賀茂台地形成の謎を探る」でいただいた資料です。「瀬戸内海」のことが大局で記されていて、よく分かります。(写真3)
↓
http://home.hiroshima-u.ac.jp/museum/siryou-data/6-kikakuten.pdf
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