ブログ/2015-11-23
頑張ったヌシ!!“ウネクン”!!
ヌシです。
11月19日、いつも指導していただくK先生が椋梨川の幼生確認の調査をかねて、アメリカの大学で教鞭をとっておられるT先生(先生のHPアドレス:http://www.facstaff.bucknell.edu/mt027/)を案内されるので、私どももご一緒しました。結果、新しい発見がありましたのでお知らせします。9月初めに産卵を確認したマツワタリイヤで、成体1匹(チップナンバーから“ウネクン”)(写真1,2)と幼生11匹捕獲、観察・記録し、終了後、元の場所に放流しました。
幼生は体長35mm,36mmの2匹(写真3)と体長42~47mmの9匹の成長段階の違う2グループ(写真4)に分けられるため、2段階の産卵を推測できます。はじめての知見でした。
このイヤは彼らが遡上するだけでも困難なところにあります。過去にいろんな個体が見つかっていたので、産卵巣穴争奪をめぐって、今回は(あるいは過去も)“ウネクン”が確保したことになるでしょう。頼もしい存在だと思います・・・・・・。(ヌシの意見)
これからもがんばれ!ウネクン!(写真5)
コメント
- この4月、第5区間で見つかったウネクン。その時の体重は3.5㎏ありました。
今回3.25㎏、7ヶ月間で-250gです。それは遠路を移動し、直立した大きな堰(ゴウジョウ堰)を何とか昇りきり、今もなおヌシとして頑張っているからでしょう。すごいです。赤ちゃんたちが巣立つのはまだ先です。ガンバレ!ガンバレ! -- ヌシです 2015-11-24 (火) 00:47:37