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ブログ/2016-06-24

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椋梨川の植生調査

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写真1 植生についての説明を聞いています

ソルトロードです。
 6月17日に豊栄町椋梨川のオオサンショウウオ生育地周辺の植生調査を行いました。今回は、広島大学宮島実験所の植物学の先生にお願いをして、オオサンショウウオの暮らしている環境がどんなものかを調べることになりました。当日、10時30分に清武西地域センターに集合し、向谷線のゴウジョウ堰をスタートとして山側の道を上流に向かって歩きながら植生と植物の種類について調査をしました。(写真1)

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写真2 植物の一部を持ち帰って標本にします

 豊栄町は広島県の中央に位置し、河川の分水嶺となっている重要な場所です。ここの植生を調査し保全していくことは、植物学的にも非常に重要な意味があると先生はおっしゃていました。このあたりは、潜在植生としてはシラカシ林と推定されるが、数十年前までは地域の人がよく利用した手入れの行き届いたアカマツ二次林だったそうです。この適度な手入れが椋梨川のすばらしい環境とオオサンショウウオの生育地を守ってきたのでしょう。
 現在は、松枯れや山の利用の低下により、植物の遷移が進んできています。これからどのように保全をしていかなければいけないか、みなさんで考えていけたらと思います。

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写真3 生き物の話になると、みなさん夢中になります。

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写真4 浸水域にみられる植物。適度に川の水が増水し、川岸が浸水することもこの環境を維持するには重要な事だと先生は言われました

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写真5.同行された清水先生。先生はやっぱり水の中のほうが生き生きとされています。

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写真6.会員の方としっかりオオサンショウオウオの調査もされていました。

 今回の調査において、改めてこの地域の植生の豊かさを感じることができました。オオサンショウウオは里山のたからものです。まさにここ豊栄町では、地域のみなさんによる長く続けられてきた里山の手入れがあったからこそ、オオサンショウウオが暮らしてこられたのだなとつくづく思いました。植生調査は、今後も続けていく予定にしています。みなさんのご支援・ご協力をよろしくお願いします。



コメント

  • ソルトロードさん、おひさしぶりです。相変わらずお忙しいのでしょうね。
    植生の調査、嬉しいですね。世界初?の調査になるかも?ですね。
    これからも期待しますよ~。よろしくお願いします。 -- ヌシです 2016-06-25 (土) 10:21:20

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