ブログ/2016-09-10
産卵巣穴発見のきっかけ
ヌシです。
川の中で、私たちが初めてオオサンショウウオを捕獲、観察、記録したのは2011年8月。その翌月2011年9月9日、ちょうど5年前、この子をたまたま発見しました。
(写真1)
左上あご付近の傷や体中に傷があったこの子の発見が大きなきっかけとなりました。
どこかに産卵巣穴とヌシの存在が推定されたわけです。(写真2 会員提供)
その後、翌年2月に赤ちゃん(幼生)の初確認、9月には産卵巣穴の発見や産卵行動の観察と調査が順次展開していきました。右も左も分からない頃に、こうした成果を着実に積み上げることができたのはK先生の的確な指示のおかげでした。
追記:個体番号110909としたこの子の体重は1.65㎏、体長は62㎝でした。
コメント