ブログ/2016-12-08
保護色??・・
ヌシです。
11月20日島根県邑南町のハンザキ自然館で、幼生(赤ちゃん)を観察したときの疑問を書き留めたいと思います。 参考:シゲさんの報告→ブログ/2016-11-23 (写真1右 展示水槽)
ここのオオサンショウウオの赤ちゃんたちは、9月9日に自然館近くの川で保護された卵塊から、自然館のスタッフの皆さんの熱心な努力のおかげで、10月中旬から順次ふ化したものだそうです。ふ化後1か月余りの写真です。体を寄せ合うように集まっている皆の姿に、いとおしさがあふれてきますね。(写真2、2-1 展示水槽斜め上から)
今回この子たちを観察した時、一瞬この体色は1歳~?と思いました。私たちが野外調査で見てきた赤ちゃんの色はここの展示水槽の真上からの写真と同じほぼ黒色でした。(写真3 展示水槽上から)
写真2,2‐1と写真3を見比べてください。同じ子たちです。見る角度でこうも色合いが違う? ヌシには不思議な感覚でした。「これって何なの??錯覚??保護色??」、どなたか詳しいかたのご意見をいただきたいと思います。たしかに、ふ化数日~十数日後は先日のテレビのように灰色がかっています。しかし、幼生離散時は真っ黒に近く、1年後ぐらいにはまた灰色に変化しているのか?と思いました。
来春、幼生離散調査があるでしょうから、その時もじっくりと観察しましょうww。
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