ブログ/2016-12-09
オオサンショウウオの活動を振り返るワークショップ
ヌシです。
12/8、豊栄町清武西地域センターにおいてオオサンショウウオの活動を振り返る第1回ワークショップが開催されました。関係者約20人が集まり、予定時間を超えながら充実した話し合いが行われました。
副読本「オオサンショウウオがいるらしい」の著者、“調査隊副隊長”のY君も遠く山口県萩市から駆け付けてくれました。久しぶりの集合です。写真1,3
参考;ワークショップの事前説明会→ ブログ/2016-09-26 ワークショップ開催にむけて
参考;オオサンショウウオがいるらしい→刊行物 オオサンショウウオがいるらしい
会場手前のオオサンショウウオ調査の起点です。アンゴウ堰と言っています。ここから上流側約4㎞が5年前に設定された調査区間です。
堰の周囲はすっかり冬景色めいて、なにごともないようです。写真2,2-1
総合司会は広島大学総合博物館のS先生、聞き取りは総合地球環境学研究所(京都)のK先生。皆さんから昭和40年代の調査の話や2011年度から今までの活動は年度別に話を聞かれ、広島大学総合科学研究科のA先生がその都度総括されるというスタイルで進行されました。
こうしたまとめを全体でするという作業は初めてなので、新鮮で、記憶の整理ができ、漏れも気が付きます。しかも、多くの参加者と情報を共有できる貴重な機会を得ましまた、現在進行の地元豊栄小学校4年生の一人一人が制作した保護のための看板も披露されました。心が温まります。参加の皆さん、ありがとうございました。写真3、3‐1、3-2
ヌシが調査にかかわって満5年。「色んなことがあったなぁ~。いろんな人に出会い、助けてもらったなぁ~」と。そして思うことは、オオサンショウウオから得られた感動が多くの人をつなぎ、また、多くの人を育てているという事実です。今更ながら、オオサンショウウオはそんな大きな魅力を持つ不思議な生き物です。
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