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ブログ/2017-04-03

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2011年4月の自然観察会、あれから6年

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(写真1;現在新調された看板)

ヌシです。
2011.4.3の観察会から、もう6年が経ちます。観察会では当初「オオサンショウウオは夜行性の生き物だから、昼間は見ることができないだろう。生息地の見学だけで充分」と思っていました。写真1;現在新調された看板

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(写真2:当時の看板)

当日は地元で40年以上調査されてきたTさんのご案内で、川の中に目を凝らし、「あれでも」と思いながら土手を歩きました。写真2:当時の看板

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(写真3,4)

前方で歓声があがりました。なんと「オオサンショウウオがいる!」の声。
写真3:F会員提供、写真4;M会員提供、撮影2011.4.3

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(写真5,6)

里山の、変哲もないコンクリート製のY橋下の枯草の下に潜んでいました。
参加者は「あそこにおるよ~」と指差します。ヌシはよく分からなかったのですが、水中を歩行したので、やっと分かった面目のなさ。目視で体長80㎝ぐらい。
私たちの前で全身の姿を見せてくれました。自然の状況下で初めて見たオオサンショウウオでした。「国の特別天然記念物がこんな身近な里山に!?信じられない!!・・」の驚きはいまもなお続いています。写真5,6;F会員提供、撮影2011.4.3

この時の出逢いの感動が観察会参加者と共有、展開され、6年経った今、調査、啓蒙活動などを通じて東広島市教育委員会文化課さんや広島大学総合博物館さんをはじめ、多くの信頼と熱意を軸としたネットワークを生み出し、皆さんが予想外の大きな成果を生んでくれました。町内初と言われる全国大会開催や海外の研究者をご案内することもあり、「豊栄」が広く知られるようになってきました。私たちの「豊栄」は重要なポジションにあるようです。
今後は、調査もさることながら、10年後20年後へとオオサンショウウオの命を繋ぐため、微力ながら頑張りたいと思っています。ご支援のほどをお願いします。

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ご参考まで→オオサンショウウオの関連記事(新→古)



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