ブログ/2017-08-23
豊栄町吉原川のオオサンショウウオ調査
ヌシです
8月18日、町内を流れる吉原川のオオサンショウウオ生息調査を実施しました。写真1
この川は町内を源とし北流、三次市を経て日本海にそそぐ江の川の支流の一つです。
町内の他の二河川は広島市と三原市の瀬戸内海に流れ出ていますので、この吉原川での調査はオオサンショウウオの分布を知るうえで重要な河川だと思っていました。私たちが町内の調査を開始7年目にして、やっと実現しました。写真2
吉原地域センターに集合。写真3
広大総合博物館のS先生の段取りで、参加18人が3班に分かれ2時間余り探し、複数の成体と多数の魚類などを確認できました。写真4,5
捕獲できたオオサンショウウオは1匹でした。記念すべき1匹目は四肢の欠損もなく、奇麗な個体で、総排泄孔が「ちょい膨」だったのでオスと判断。ヌシかもしれません。もう1匹は残念ながら・・・。後日の繁殖確認調査が必要になるでしょう。写真1
当日は水量が多く、両岸の樹木も茂っていたり、川底の状態が柔らかいところや深い淵もあったりで、十分な探索ができなかったように思います。しかも、ほとんどのメンバーが初めての川だったにも拘わらず、「よくぞ見つけてくれた」と、皆さんの頑張りに感謝します。ありがとうございました。
追記:集落の手前に安芸、備後の国堺の石碑がありました。当地区は便後側になります。魚類相が若干違うと感じたのはそのせいでしょうか?
今までの調査で初めて見せてもらったナマズ? 写真6,7
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