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ブログ/2017-12-28

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オオサンショウウオの今とこれから

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写真1

こんにちは!サクリアです。
先日、安佐動物公園で開かれた「第4回オオサンショウウオ共同研究シンポジウム」の講演を聞きにいってきました。(写真1)

今回4回目ということでした。
先着200名とのことで動物園の方に入れるか聞いたところ
「今まで200名に達したことは無いので大丈夫」と言われてましたが、いざ行ってみると会場がいっぱいになるほどでした!
オオサンショウウオ人気が急上昇のようです♪

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(写真2)

古生物学者さんも魅了するオオサンショウウオ!
それは、初期の陸生脊椎動物と骨格が似ているんです。
今もそんな生き物が生きているなんて、見られるなんて。
幸せです。

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(写真3)

その他にも私が一番興味を持ったのはスニーカーという存在。

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(写真4)

普通、巣穴を守る最も強いオス(ヌシ)がメスを招き入れて産卵しその卵をヌシが育てるのですが、メスが産卵行為に入るとヌシは他のオス(スニーカー)が入ってきても追い出す余裕がなくスニーカーも産卵に参加してしまうらしい。

誰の子なのか分からないじゃないか!!!
とのことで、DNAを用いた親子判定をするという研究発表でした。

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(写真5)

発表の後は、世界が注目するオオサンショウウオの繁殖施設の見学。

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(写真6)

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(写真7)

他の国でも繁殖ができるようにするために、立派な造りでなくどこにでも手に入る道具で造ったそうです。

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(写真8)

自分のところだけで繁殖させて喜ぶのでなく、それを共有していこうとする姿勢に感動しました。

卵の標本・可愛いサイズからかっこいいサイズまで本当に沢山のオオサンショウウオがいました!

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(写真9)

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(写真10)

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(写真11)

個体差があるとは聞いていましたが、同じ2年前生まれの子で10センチ以上差がある個体もいてびっくり。そりゃ自然界で年齢が分からないですよね。

今回、骨で見る年齢判断という発表もありましたので、年齢が分かるようになると更に面白いでしょうね。



コメント

  • サクリアさんの詳しいリポートに感謝です。精力的に動いておられますね。
    たしかにオオサンショウウオの人気がアップしているようで嬉しいです。
    小ヌシは「最古のオオサンショウウオ類」の記事に特に驚きました。
    ジュラ紀中期まで遡る可能性があるとのことですね。
    おかげで、モヤモヤが晴れます。
    -- 小ヌシ 2017-12-28 (木) 20:09:01
  • オオサンショウウオ人気が来てくれると嬉しいですね♪もっとみんなに知ってもらいたいし、自分も知りたいです。こんな楽しい会に、私に内緒で行っていたのですね!!小さなオオサンショウウオが見てみたかったー。サクリアの姉、たべちゃんでした。 -- たべちゃん 2018-01-04 (木) 23:16:07
  • 日程は未定ですが、たぶん2月に入って日中、恒例の幼生調査などが待っています。決まりましたらご連絡しますね。幼生はカワイイの一言です。
    -- 小ヌシです 2018-01-06 (土) 21:54:46

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