ブログ/2018-02-23
50年先また会いたい2018‐その4
小ヌシです。
前半のメニューの内容は、みんなに椋梨川のオオサンショウウオの現在を学習してもらうことでした。
後半のメニューは赤ちゃん(幼生)の放流を体験してもらいます。放流はこの川のオオサンショウウオの保全と赤ちゃん(幼生)、子ども(幼体)の生活史解明を目的とし、捕獲した赤ちゃんの一部を本来の川に放します。今回で三度目、うち小学校の皆さんとは昨年に続いて二度目になります。空気穴のある小さなプラスチックの瓶には1匹ずつ赤ちゃんが入れられています。各自一瓶です。すでに水合わせは済ませています。写真1
放流場所は本流の少し下流で、第5区間と称しているところに移動します。写真2,3
いよいよ放流です。落とさないように、落ちないように気を付けて河原に降ります。
S先生が放流の方法を説明します。写真4,5
みんなそれぞれが「元気でね~」、「また会おうね~」と声を掛けながら水流に託しました。
ときおり水中で元気に泳ぐ姿が見えます。感動します。50年先にきっと再会できます。
無事に全部放流できました。写真6
S先生や校長先生ほかの皆さんのまとめの話があり、児童のみんなからお礼の言葉をいただき、豊栄小学校さんの行事を終了することができました。
また、次回もよろしくお願いします。
以上で、私たちも午前の部が終わりました。写真7,8
早朝から準備、設置などにご協力いただいた広島大学総合博物館、東広島オオサンショウウオの会、市環境対策課、市教育委員会の皆さんに感謝です。ありがとうございました。
寒波も幾分緩み、今日は良い日和になりました。待望の梅の開花も目前ですね。
~つづく
参考;昨年の様子↓
http://benriyamoku.lolipop.jp/index.php?%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%2F2017-03-04
参考;瑞穂ハンザケ自然館 2013年↓
http://benriyamoku.lolipop.jp/index.php?%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%2F2013-03-10
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