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ブログ/2018-11-01

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「出前授業」の応援に(1)

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(写真1)

小ヌシです
10月23,24日、東広島オオサンショウウオの会の有志が豊栄小学校の「出前授業」の応援に参加しました。写真1

広島大学の頼もしい皆さんです。写真2

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(写真2)

環境学習と同時に、行方不明のオオサンショウウオの捜索、産卵行動調査、テレビ取材も兼ねています。今回のテレビさんは番組のアナウンサーさんも加わり、終始この観察会を盛り上げてくれました。写真3

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(写真3)

23日午後1:30~3:00は始め曇り、中盤から冷たい雨になりました。
そんな天気でしたが、子どもたちは赤い帽子と白い帽子の2グループに分かれ、元気いっぱいで生き物と念願のオオサンショウウオを捕獲しました。写真4、4-1、4-2、4-3

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(写真4)

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(写真4-1)

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(写真4-2)

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(写真4-3)

1匹ですが、豪雨で流されていたオオサンショウウオが堰の下に戻っていました。
S先生が捕獲、説明してくれます。
川の中での終わりは、皆でカゴ罠を2個ほど堰直下の深みに設置してもらいました。設置は行方不明のオオサンショウウオを捕獲するためで、教育委員会さんから特別な許可を得ています。

川の中での採集を終え、濡れた体操服を着替えた後、生き物を分類します。
魚類、水生昆虫など大学院生さんに解説してもらって学習します。写真5、5-1

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(写真5)

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(写真5-1)

オオサンショウウオはあらためて観察、計測、記録します。写真6

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(写真6)

採集できた生き物から椋梨川が「きれい」であること学びます。写真7

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(写真7)

子どもたちの解散後、私たちは採集した生き物を放流し、用意していた残りのカゴ罠を設置しました。
その際、「タカマツサン」を発見。私たちがこの川の「ヌシ」と捉えている体長119㎝の個体です。豪雨後今まで安否が気になっていた子です。
観察、計測、記録し、同じところに放流しました。川土手から近所の人達も声を掛けてくれます。写真8

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(写真8)

体は奇麗でした。意外です。増水時は下流に流され、下流の葦原から時間をかけてゆっくり登ってきたのでしょうか。
今後の捜索の大きなヒントになります。写真9

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(写真9)

明日朝、カゴ罠に何が入っているか楽しみです。
~つづく~

参考:前回の「出前授業」→ブログ/2018-07-05



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