ブログ/2020-09-01
50年先、また会いたい!2020
小ヌシです。
日中は厳しい暑さの日がまだまだ続きますが、お盆も明けて、里山は秋の気配を少しだけ感じるようになりました。稲穂が色づいてきました。2011年8月、この地で始めた私たちのオオサンショウウオ調査活動は、いよいよ10年目に入りました。写真1
8月28日(金)午前中、今年度も広島大学総合博物館のS先生の応援に、東広島オオサンショウウオの会有志8名が市環境対策課さんと豊栄小学校さんの自然観察会(環境教育)に参加しました。真夏日が続く当地です。台風8号の進路でお天気が心配されましたが、観察時には雨風に会わず、川の中の子どもたちは終始にぎやかでした。陸上でサポートした小ヌシも元気をもらい、おかげで“コロナ”のストレスを少し発散することができました。しかし、暑かった~。写真2
2014年度から市環境対策課さんと豊栄小学校さんの環境教育の一端で、広博のS先生も「出前講座」として協働で実施してきました。早いもので、もう7年連続になります。初めのころの新聞記事です↓。
今年の豊栄小学校の「豊栄町環境問題探検隊」7代目となる4年生は19名です。先日教室でS先生が座学をすまされ(トップ新着情報を参照)、いよいよ今日は川に入り生物を採集・観察します。みんな楽しみにしていたようです。子ども達は5班に分かれ、胴長をつけた私たち東広島オオサンショウウウオの会のメンバーが採集指導します。魚類、水生昆虫類、貝類などを採集しながら予定の区間を歩きます。写真3
陸上では、分類、観察のため小型の水槽を準備して待ちますが、子供たちは採集に夢中です。予定時間を過ぎても、なかなか川から上がってきません。川から上がるとさっそく採集した生物を分類、各水槽に入れてやります。小ヌシの今までの経験上、カワムツ、水生昆虫などは最高の数のようです。驚きです。写真4
環境対策課の方が子どもたちに用意された資料を配り、捕獲した生物を説明。生物を指標にし、川の環境を解説されました写真5,6
その後、生物はすべて放流して終了。小ヌシは汗びっしょりになり、持参していた着替えが役立ちました。
大変暑い中、今日の応援に参加していただいた皆さんはじめ関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
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