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2021.2.28 幼生確認調査を行いました。

1DSCN2225.JPG
写真1 幼生写真 体長50ミリ前後

小ヌシです。
寒さも一段落し、有志14人が昼弁当持参で清武西地域センターに集まりました。
久しぶりの昼間の調査活動です。
幼生確認は重要な意味があるので、“コロナ”を意識しながら行いました。
写真1 確認された幼生写真

3班に分かれ、ポイントを調べます。
小ヌシはM先生と二人でMイヤ付近を担当しました。
開始前に一番気がかりで、有望なところと思っていただけに、タライの落ち葉の中に、小さく動く幼生を見つけた時は、思わず「おったー」と叫びました。
落ち葉だまりを探って10匹程度見つけた後、昼飯に。
林の中、小さな川の流れを前にしてのコンビニのおにぎりランチは格別美味でした。他の班も続々と成果を上げていました。
写真2,3

2DSCN2215.JPG
写真2

3DSCN2219.JPG
写真3

すべてのポイントで合計61匹の幼生を見つけることができました。
また、3つの産卵巣穴で産卵・幼生離散が行われていて、そのうち2つの産卵巣穴のヌシも確認でき、さらに別の場所で2匹の成体も確認するなど予想外の成果を得られました。
その後、それぞれ捕獲したバケツを持ち寄り、午後2時半には計測・記録作業を始めていました。
広大の皆さんは手慣れたもので、体重、体長などの計測・記録作業を順調にこなしてくれます。この間、小ヌシはちょっと抜けて、車で休憩できるほど大変楽でした。皆さん、ありがとう。すみません。写真4~7

画像の説明
写真4

5DSCN2220.JPG
写真5

6DSCN2257.JPG
写真6

7DSCN2255.JPG
写真7

4匹の成体の観察・計測・記録も済ませてくれました。成体は全部健康そうでした。痩せた子はいません。皆さんは観察・写真撮影などを済ませ、K先生から本日の総括をいただきました。写真8

8c最下流DSCN2235.JPG
写真8

すべてを元の場所にリリースし、現地解散5時。
おかげで、久しぶりのフィールドで大変気持ちの良い一日を過ごすことができました。
本日得られたデータの解析はこれからですが、各ポイントで産卵が確実にされていたのは、2018年の西日本豪雨、昨年の大増水で下流に流された成体達を、許可を得て、そのたびに産卵ゾーンに「連れ戻し」の結果だったように思われます。

参加いただいた皆さん ありがとうございました。
次回の調査もよろしくお願いします。



コメント

  • 久しぶりの調査にワクワクしました。
    幼生や成体を自分の目で見つけた時は何度見ても神々しい姿に感動します。
    いつまでも見られる姿では無いかもと思ってるからでしょうか。
    -- サクリア 2021-03-03 (水) 09:32:41
  • サクリアさん、日々忙しいのに、先日はありがとうございました。
    おかげで、小ヌシも感動させてもらえました。
    「50年先」、普通にこんな状況がみられるよう、小ヌシは願っていますし、
    微力ながら、自分が出来ることを続けていきたいと思っています。
    それは高松さん達から託されたバトンです。 -- 小ヌシです 2021-03-03 (水) 10:26:59

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