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ブログ/2022-04-15

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「琵琶湖博物館研究調査報告 第18号」-安心院動物化石群-から

2001年12月発行(A4 193P)

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写真1 表紙

小ヌシです。
大分県で発見されたオオサンショウウオなどの動物化石の報告書です。写真1

大分県安心院町には約400万年前の津房川層(鮮新統=430-280万年前)という地層が残っていて、「安心院動物化石群」と呼ばれ、「ミエゾウ」と愛称される古代ゾウ、クマ、シカ、ワニ、カメやオオサンショウウオの化石など数多くの動物化石が出土しています。
この報告書にはそれぞれの専門家からの貴重な報告が纏めて記されています。皆さんのご努力に敬意を表し、お礼申し上げます。写真2,3,4

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写真2 はしがき

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写真3 目次

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写真4 目次

両生類の化石(P72~78)に関しては松井正文先生ほかが精密に調べられ、オオサンショウウオ属のアジア最古のもの、独立種の可能性が高い、止水環境に生息していたことが想像されると結論付けられておられます。写真5~7

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写真5 オオサンショウウオ論文の1ページ目

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写真6 裏表紙

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写真7 地元新聞2004(平成16).11.18付 大分合同新聞記事

時代は「更新世」と、ぐんと新しくなりますが、地元東広島市に広く分布する「西条層」からもオオサンショウウオの化石がでないかと期待しています。
参考:東広島の自然誌



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