ブログ/2022-06-19
藤沢周平著「半生の記」より
小ヌシです。
自然系の話題ではありません。お許しを。
山形県鶴岡市出身の藤沢周平さん―昭和2(1927)年生~平成9(1997)年没―は小ヌシの好きな小説家のお一人です。たまたま、氏の作品「半生の記」(文春文庫 1997)を読ませていただきました。写真1
小ヌシの父母も藤沢さんと同じ昭和初期に生まれています。日本は大きな戦争が続いた時代。満州事変、日中戦争、太平洋戦争中(第二次世界大戦、大東亜戦争)は“学徒動員”や“勤労奉仕、勤労動員”として、さらに戦後は厳しい食糧難など、そんな中を「何とか生き延びてきた」のだと思います。
小ヌシは幼い時にその父を亡くし、母の実家で育ちましたので、父が「折々にどんな思いで過ごしてきたのか」を全くと言っていいほど聞けていません。ですので、その「時代の様相を知りたい」とずっと思ってきました。ブログ/2022-06-01の新延輝雄さんにも同じ気持ちでした。
この本のおかげで、藤沢さんの半生を通した当時の世相の一端が浮かんでくるようでした。
山形県に一度は訪ねて、出羽三山などを拝したいと思っています。
参考:藤沢周平 - Wikipedia
:ブログ/2022-05-09(宇高連絡船)
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