ブログ/2022-08-02
2012年「東広島オオサンショウウオの会」誕生時の話
小ヌシです。
先月(ブログ/2022-07-26)、豊栄生涯学習センターで「オオサンショウウオの今と未来」と題して、広島大学総合博物館の清水先生が講演されました。「そろそろ皆さんに調査報告、総括を」と思っていただけに、ありがたい講演でした。
大変古い話になりますが、ちょうど10年前の2012年6月24日、同所で日本オオサンショウウオの会会長の桑原一司先生にお願いして、「里山の宝物 オオサンショウウオ―東広島の現状と未来―」と題して講演していただきました。写真1,2,3
また長年、地元でオオサンショオウオを見守ってこられた「オオサンショウウオの生息地を守る会」の代表故高松哲男さんにもあいさつをお願いしました。写真4
実は、椋梨川での第1回調査は2011年8月だったのですが、1年も経たないうちに講演会を企画した訳は、この地がオオサンショウウオの生息地であり,しかも繁殖しているという事実と我々の感動を一刻も早く地元の方にお知らせしたいと思いました。それで、広島大学総合博物館さん、東広島市教育委員会さん、東広島市自然研究会(民)、オオサンショウウオの生息地を守る会(民)、豊栄の自然を守る会(民)の5団体が主催になり、共同で計画し実行した次第でした。写真5
そして同日、(民)と記した3団体を中心にした「東広島オオサンショウウオの会」が立ち上がり、報道関係や全国大会など対外的な活動の場でこの名称を使用することが決まりました。それは現在も変わっていません。
参考:「里山の宝物 オオサンショウウオ -東広島の現状と未来-」
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