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ブログ/2022-10-02

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呉市安浦町「南薫造記念館」に

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写真1 チラシ表

小ヌシです。
先日、町内のポスターから、呉市制120周年記念特別展「南薫造と奥田元宋」-心に描く風景-を、このツーショットは何?と思いながら観に行きました。写真1,2

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写真2 チラシ裏

やはり、お二人の風景画は良いですね。癒されます。写真3,4

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写真3

4DSCN9719.JPG
写真4

吉舎町出身の奥田元宋さんが南薫造に憧れていたなんて初めて知りました。
三次のワイナリー近くの“元宋美術館”を訪ねたのは、もうだいぶ前のことです。
そんな、懐かしい「つながり」を感じさせてくれました。写真5,6

5DSCN9720.JPG
写真5

6DSCN9727.JPG
写真6

驚いたことが一つ。
奥田元宋がフランスの画家ピエール・ボナールに影響を受けたと解説されていました。
写真7

7DSCN9725.JPG
写真7 解説

その「ボナール展」を1968(昭和43)年5月、京都の美術館で拝見しました。
実に54年ぶりの話です。その日のことを懐かしく思い出しました。
当時国鉄(JR)呉線には、音戸1号、2号と広島発京都行の夜間の急行列車が(往復で)走っていて、「学割」で一人これに乗り、夜汽車の旅を実感しながら京都に行っていました。
朝早く京都駅に着き、目的の京都国立博物館で開催中の“銅鐸展”の開館時間まで、「三十三間堂」境内を歩き、途中、「おもしろそうだな」と軽い気持ちで京都国立近代美術館に入館し、奥田元宋が影響を受けたというボナールの絵を沢山拝見させてもらいました。写真8

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写真8 購入した「ボナール展」図録(1968)

国立博物館の銅鐸などを観た後、神戸の「白鶴美術館」の“銅鐸展”も観ることができ、たくさんの感動や刺激を受け、夜の“音戸”で無事帰広しました。忘れられない一日になりました。古い話ですみません。
どうもこの辺りから、あちこちウロウロしたり、絵画や彫刻を意識するようになったようです(苦笑)。
南薫造記念館の絵をゆっくり見せてもらい、「まさか、ここでボナールが出てくるとはな、何なのだろう」と思いながら、旧宅の縁側で一息つかせてもらいました。
ありがとうございました。
写真9

画像の説明
写真9

ピエール・ボナール - Wikipedia
参考:ブログ/2022-05-28ほか



コメント

  • 小ヌシの記憶の小さな種にかやネズミさんのブログ/2016-06-01で「火」がついたんですね。感謝です。 -- 小ヌシです 2022-10-03 (月) 12:38:51

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