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ブログ/2022-11-02

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「里山の秋―本気の芋ほり」に(2)

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写真17 2022.10.30

小ヌシです。
一株を掘りつくし、「鈴なり」を見せてくれます。「よく頑張ったね。なかなか立派なお芋さんやね~」と、「もう一株券」を渡します。籠には名前の札を括り付け、新たに次の一株に挑戦。その有様は「本気」で、微笑ましいものがありました。写真17,1

会場一帯はきれいに草刈りされていて歩きやすく、女子畑集落の皆さんの熱い思いが伝わってきます。駐車場の手配、道具の準備、剣先スコップで芋ほりの手助け、焼き芋の準備などなど。
また、農協の元職員さんで旧町会議員さんだった地元のMさん(83歳S14生)から実にたくさん貴重なお話を聞かせてもらいました。6000枚にも及ぶ鉄柵で集落の獣害対策、「山ツツジ」などの山の整備や「案内看板の設置」など、あらためて「地域の人の存在、人の力」のありがたさを感じました。写真18

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写真18

Mさんといろいろ話し込んでいるうち、皆さんは畑からいつのまにか引き上げ、その後皆さんは「焼き芋」に移動? 小ヌシはMさん宅のお庭を拝見後、遅れて焼き芋コーナーに。写真19

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写真19

そこでは地域のご婦人方が、皆さんの収穫した芋を洗い、持ち帰りの準備をされていました。写真20

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写真20

そばでは用意された「すくも」で、これまた事前に準備されていた芋を焼いておられ、その煙すら懐かしさを感じます。写真21

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写真21

小ヌシも小ぶりな芋をリクエスト、とても甘い焼き芋をいただきました。美味!
そのMさんとの話(敗戦時6歳、数時間歩いて通った学校、教科書は新聞紙の様だった、街の人が物々交換の着物などを持って食糧の買い出し、牛を使って田を鋤いていた・・普段、なかなか聞けない激変の時代から現代まで)は尽きず、写真も撮らずに話し込んでしまいました。

自治会長さん、主催の倉本さんが締めの挨拶をされ、予定の午後1時半ごろ解散。
参加された皆さんは、貴重な体験とたくさんのお芋さんをお土産にきっと大満足でしょうね。写真22

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写真22

かつての強い制度としての共同体の姿ではなく、ご近所のおもに“共愉”を目的とした緩い共同体の姿を感じさせてくれました。
この日のために多くの準備をされてこられた地域の皆さん、誘ってくれた倉本さん、お話を聞かせていただいたMさん、ありがとうございました。また来年も呼んでください、と帰路に。
自宅の柊木犀も秋たけなわを告げていました。写真23,24

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写真23

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写真24

参考:ブログ/2022-07-02(体験授業ヤギさん)
  :ブログ/2022-10-11(アサギマダラ)
                              
                              
                       終わり



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