ブログ/2022-12-01
日本最古、新種の恐竜の卵化石
写真1 © KYODONEWS 恐竜の卵の化石に関する分類上、新種と判明した殻の化石(筑波大・岐阜県博物館提供)
小ヌシです。
11月24日、共同通信社さんのネットニュースです。
およそ20数年前に見つかっていた1㎝余りの欠片の化石を、このたび最新の機器を使って分析された結果のようです。恐竜の「科」まで推測できたことは驚きです。写真1
発見者の大倉氏とは面識がありませんが、お名前は存じ上げていました。その古い新聞記事を貼り付けました。採集されていた化石の正体がやっと分かって、大変良かったですね。
おめでとうございます。写真2,3
以下、ネットニュース本文です。
・・・岐阜県高山市荘川町に分布する約1億3千万年前の地層から見つかった、恐竜の卵の殻では国内最古の化石について、筑波大や岐阜県博物館などの研究チームが卵の化石としては新種と分かったとする分析結果を、24日付の国際学術誌ヒストリカルバイオロジーに発表した。体重12~17キロ程度の小型恐竜が産んだと考えられるとしている。
卵の殻の化石は「手取層群大黒谷層」(白亜紀前期)と呼ばれる地層から愛好家の大倉正敏氏らが1999~2009年に計5点を発見した。断面の構造から小型の獣脚類恐竜のトロオドン科が産んだとみられる。分析で、表面に珍しい網目状に隆起した模様が見つかった。・・・・
参考:ブログ/2018-05-01(同時代のサンショウウオの化石)
:ブログ/2021-03-06(日本最古の哺乳類の化石)
:ブログ/2022-11-06(モンゴル恐竜日記)ほか
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