ブログ/2023-01-28
本「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」
小ヌシです。
ブログ/2023-01-22の進藤松司さんの記事から宮本常一先生の続きです。
今、面白いので何回も読んでいる氏の本を紹介させてください。
(2002 宮本常一 文庫285P)
先生は昭和49年から昭和54年までイザベラ・バードの「日本奥地紀行」などをテキストに月1回3時間の講演会を行われたようです。この本にはその模様の一部が紹介されています。先生が要所要所を指摘され、その解説は含蓄に富んでいます。
写真1,2
広島県の文化財保護委員会専門委員などを長く務められるなど、広島県ともご縁が深く、執筆、監修をされた「三原市史第7巻-民俗編-(昭和54年三原市役所発行)」です。
詳細な記録多数で、ときおり開いて確認することがあります。写真3,4
また、周防大島文化交流センター (towatown.jp)、宮本常一データベース (towatown.jp)
から、調査でJR呉線(国鉄三呉線)の車窓から撮影された約30枚の風景画像のごく一部を。昭和35年といえば、この芸南地域が自動車社会に変わる直前のころかな?と思います。
ふだん何度も通る道沿いの約60年前の景色です。
かつて、安芸津駅南にあったレンガ製造所 写真5
“竹原塩田”だと思います。写真6
竹原市忠海町長浜にある陸繋島の棚林島のかつての姿。
現在、周辺は埋め立てられ電源開発竹原火力発電所構内に。写真7
竹原市忠海港。・・「帆布の屋根をかけた船」(データ説明)写真8
三原市幸崎町 有竜島の広告。現在、広告看板はありません。
参考:ブログ/2013-05-04(長浜海岸)
:ブログ/2018-05-02(有竜島)ほか
:ブログ/2021-03-10(鮓本刀良意展)
:ブログ/2022-05-05(記事:宮本常一の写真を読む)
:ブログ/2022-05-13(芸備地方史研究 会誌)ほか
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