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ブログ/2023-03-03

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安政七年三月三日 上巳の節句

画像の説明
写真1 本表紙カバー

小ヌシです。
旧暦の出来事を新暦で伝える違和感はありますが、まずお許しください。
今娘たちも嫁し、倉庫に収められたままになっている我が家の「お雛様」へのお詫びの気持ちで、以前の記事、画像ブログ/2021-01-01(穂高健一著 紅紫の館)を再掲させてもらっています。ご容赦を。写真1

大崎上島出身の穂高健一先生の歴史小説には「桜田門外の変」が起こったこの日、江戸城内では時の将軍家茂公が正室皇女和宮にこのお雛様を披露する予定だったとか。ところが、大事件が起きてそれどころではなくなり、このお雛様は持ち出され、豪農「日比谷家」にお蔵入りになったと書かれています。
後に「東京国立博物館」に寄贈?された人形の箱には「安政七年」と墨書されているそうです。先生はその小さな符号からいろいろ調べられストーリーを作られたようです。
小説とは言え、失意の中で節句の「お雛様」を片付けなければならなかったかもしれないということが、後の日本の進展を象徴しているように思われてなりません。写真2

画像の説明
写真2 カバー裏

◎桜田門外の変 - Wikipediaより↓
安政7年3月3日(1860年3月24日)に江戸城桜田門外(現在の東京都千代田区霞が関)で水戸藩からの脱藩者17名と薩摩藩士1名が彦根藩の行列を襲撃、大老井伊直弼を暗殺した事件。
参考:ブログ/2021-05-14(本紹介の新聞記事)



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