自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

自然観察会「八本松町のスミレ」

自然観察会「八本松町のスミレ」

大繁 一味


 私がいつも春に訪れている、八本松町原小関地区のアリアケスミレ自生地と大竹地区の里山にある林道を案内しました。

 参加者が少ないため、知人の広大生、安食(あじき)さんと、その知人のスミレ大好きの前田君と一緒に各車に分乗して現地に移動。

 小関山神社参道に車を止めさせてもらって、アリアケスミレを観察しました。私が毎年同じ時期にアリアケスミレの撮影をしますので、自生地周辺を管理されている地主の方が、草刈りを遅らせて待っていてくれました。おかげで、自生地周辺だけは花が刈られずに残っていました。初めてアリアケスミレを見られた方もおられたようで、大変喜ばれました。

 ここではアリアケスミレ(白色型、淡紅色型、濃紅色型)、スミレ、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポが見られました。

 次に大竹地区の里山にある林道に移動して、かつてエヒメアヤメを発見した場所を案内しました。発見当時7株自生していたこと、絶滅危惧種の撮影活動を始めるきっかけになった地となったこと、最後に確認した時は1株でその後は確認されていないこと、などを説明しました。

 林道沿いではセンボンヤリ、シハイスミレ、タチツスミレ、フイリシハイスミレが見られました。

 最後に最深部の長谷池畔で記念撮影をしました。
 
 景色がよく参加者の方皆喜ばれていました。

 ここで午前の部は解散して、午後からの並滝こもれびの会例会に参加するため、並滝寺藤原園に移動しました。現地では、善入先生(当会顧問)が「日本の歳時記」という本を使ってお話をされていました。参加者にはこの本が配られ、皆、興味深そうに見入っておられました。

 例会終了後、現地解散して、無事に終了しました。

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スミレ記念写真.jpg
記念撮影

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